2020年12月3日木曜日

土佐の 浦戸城(うらとじょう:高知)

高知県高知市浦戸
■浦戸城・坂本龍馬銅像
桂浜駐車場から浦戸城

かつては海の中であったであろう所から浦戸城
右側に見える浦戸大橋の辺りは浦戸湾で、その奥へ進むと大高坂山(高知城)まで船の便が使える。
浦戸城跡碑
1
豊臣大阪城を見ている元親はそれなりの天守があったとおもわれます。
領主本山氏→長宗我部氏→山内氏→廃城令
移設石垣①

国民宿舎 桂浜荘の改修時に出土
そこから30mほどの移設
桂浜荘に沿って奥へ進むと移設石垣②があります。
天守台登り口の案内板

本山氏時代には天守は無く長宗我部氏以降であるとおもわれています。
天守台跡

5間四方天守台三重の天守が建っていました。
今では見る影もありませんが天守台斜面に一部の石垣が埋もれているようです。
天守台から下る

階段は坂本龍馬記念館の眼前。
詰(本丸)にある龍馬記念館

詰の段造成はなはだしくの手掛かりが無い中で建物の後方へ向かって下る駐車場(海側)の段が曲輪の平場であろうと想像できます。
龍馬記念館のシェークハンド龍馬像

2017年目黒雅叙園で開催された「土佐から来たぜよ! 坂本龍馬展」で握手した龍馬像と同じ像かと思います。
記念館の展示パネルから古図

館内には同じパネル内に同サイズで香川元太郎氏描いた鳥瞰図があり両方を参考にして廻るとヒジョーに分かり易いです。
龍馬記念館から太平洋側

下方の海の近く一領具足の碑がありますが次のBlogで載せます。
くじら日時計脇の公園図

地図緑色の部分がほぼ浦戸城城域です。
詰からすこし下りてきたところ

ガードレールの道路を上った先の駐車場の平場(曲輪)跡のようです。
桂浜へ下りて来ました

この日は台風が近づいていて酷い風でした!
宿泊した高知市街はマシだったのでこの浦戸城居城とすると台風ナドで甚大な被害が出そうなので山内一豊高知城への移転は正解ですね。
但し長宗我部元親大高坂山(高知城)へ移転しようとしたが朝鮮半島出兵のため浦戸城に居続けたようです。
坂本龍馬像

太平洋に視線をおくる龍馬像と同じ目線で周囲を眺められる有料展望台が脇にあります。
古図には燈明台と書かれていて物見灯台(曲輪)に使われたようです。

10月なのに台風の影響が酷く天守台付近に埋もれた石垣や下方にある三重堀ナドを細かく見て廻れなかったのが残念です!

BlogLink(坂本龍馬像関係):

浦戸城 MAP(坂本龍馬資料館のところ)
JR 土讃線「高知」駅からとさでん交通 バスS3で「桂浜」バス停下車(40分ほど)
駐車場:あり(龍馬資料館利用は無料。桂浜公園駐車場は有料。)
トイレ:あり

近くには、南西に一領具足の碑。西に長宗我部元親公墓所若宮八幡宮(長宗我部元親の初陣像あり)、戸の本古戦場。西北西に長浜城がある。


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