2018年9月22日土曜日

宇都宮城(うつのみやじょう:栃木)

栃木県宇都宮市
いつも近所を通過するばかりだった宇都宮ですが、思い立って9月初めに電車に揺られて宇都宮城に行って参りました。
二荒山神社

近くでレンタサイクルを借り、まずは二荒山神社へ! 
途中、餃子の名店の前を通りますが11:30の開店にはまだ早いので諦め神社参拝
大手門跡

現地でもらった案内パンフレットに載っている位置を参考に大手門位置を着色してみました。大雑把なので正確ではないです。
大手門跡案内表示

門が彫られているので形状がわかります。
大イチョウ

空襲で焼け翌年には再生した樹齢400年銀杏
県庁前から本丸へ進む

県庁から土塁防災ゲートまで一直線。
城郭としては色気が無いですが、防災施設としては正しい位置か!?
さらに直進

土塁は高さがあるので屈強さが実感できます。
復元堀

復元の水深は浅いようです。
また、城内のどこの堀か確認していませんが昭和40年頃まで土塁現存していました。
土橋

三の丸から二の丸へ通じる
土橋の案内板

元の石垣埋戻して、模擬的に表現しています。
城址公園案内図

縄張図と共に設置されていると有難いのですが・・・
伊賀門跡

本丸の2つのの内の1つ。
伊賀門案内板

このも現地での位置が掴み辛いです。
宇都宮城ものしり館 の模型

土塁に上がるためのエレベーターに乗るにはこの「ものしり館」から上ることになります。
同じく、ものしり館内の本丸模型


この他、晴明館多気山城ナドの模型がありましたが撮影禁止でした。 
塀の折れ

死角を無くす折れですが、明治維新の攻防では有効性があったのでしょうか?
晴明台の内部

土塁はコンクリート造りですが木造でシッカリ造られています。
晴明台から本丸内

コチラの編集が遅いだけとは思いますが・・・ それにしても「ブラタモリ:宇都宮」の放映と同じ日Blogアップになろうとは!!

晴明台で城とお別れ

宇都宮駅へ向かいます!
JR湘南新宿ラインで乗換え無しで新宿渋谷まで出られます! こんなに楽ならもっと早く来ればヨカッタ!!
宇都宮城”江戸時代”歩き地図

このパンフレット現代の地図江戸時代の町割りを重ねているので城下歩きには必携!
当時町名堀の名まで書き込まれているので わたくしのような人間にはとても有用です。

市営レンタサイクル:¥100/1日
栃木県立博物館:城址模型あり! 行きましたが撮影禁止でした。

宇都宮城 MAP 駐車場のところ
JR 東北新幹線東北本線、「宇都宮」駅下車、南西へ
東武鉄道 「東武宇都宮」駅下車、南南東へ
駐車場:あり
トイレ:あり


2018年9月19日水曜日

諏訪の浮城 高島城(たかしまじょう:長野)

長野県諏訪市小和田
古い高嶋城(茶臼山城)から歩いて2kmほどの高島の浮城にやって参りました。
歩くと汗が・・・ 松本より暑い~!

見えてきました~

懐かしい高島城!
前回の登城●十年前なので今までフィルム写真しかありせんでした。
本丸大手

櫓門復興されています。
絵図では冠木門となっていますが後に櫓門になったようですが確証はないようです。
橋から隅櫓

この辺りの石垣は良い感じです。
本丸の案内板

本丸のかなりの面積に御殿が建っています。前回Blogで紹介した能舞台も描かれています。
移築 三之丸御殿裏門(御川渡門跡)

諏訪湖に向け船に乗船するコトができる御川渡門の場所ですが、三之丸御殿裏門移築されました。
三の丸御殿裏門を裏から

案内板門の裏側に!
三之丸御殿裏門・御川渡門跡の案内

わたしの知る限り現存建築は、三之丸御殿裏門温泉寺山門能舞台の3っでしたが、先ほど調べたら浄光寺にも山門として移築されているよいうです。
門の近くに護国神社が鎮座します

この辺りも御殿が建ち並んでいたようです。
亀石

庭園によくある鶴石亀石の一つのようです。
ある日、城内から一度消え、また戻ってきたそうです。
本丸から堀と道路をまたぐ歩道橋

歩道橋を渡り南之丸へ。
南之丸
.
松平忠輝改易され、預りになった場所で、ココで生涯を終えました。その他にも幾度か咎人幽閉されたところです。
右側が南之丸

小学校側南之丸のはずですが、コチラの駐車場側土塁痕のような盛土があり判断に困ります。
三之丸湯跡

三之丸御殿に引かれた温泉の痕跡
絵図を見ると橋を渡った所二之丸があり、コチラ側で90°折れ鉤型です。
本丸に置かれていた分配枡

三之丸湯のために使われた温泉分配枡
間欠泉で有名な諏訪ですが城主も湯を楽しんでいたようです。

*毎年、5月高島城まつりあり!

高島城 地図 駐車場のところ
JR 中央本線上諏訪」駅下車、南南西に徒歩13分
駐車場:あり(無料)
トイレ:あり

近くには、北東に高嶋城(茶臼山城)。南東に餓鬼山狼煙台桑原城。南南東に上原城。南西に有賀城。南に大熊城がある。

2018年9月15日土曜日

温泉寺にある高島城の遺構、城門と能舞台(たかしまじょうのいこう:長野)

長野県諏訪市湯の脇1-21-1
温泉寺全景

高島城(浮き城)の遺構が2つある温泉寺に寄りました。
山門(高島城移築門)

この薬医門高島城の何処にあったかは分かりません。
山門の門扉

当時のでしょうか?
門の釘隠し

古そうではあります。
温泉寺本堂(高島城能舞台)

能舞台移築ではありますが、本堂内陣 3間四方部分なので、能舞台周囲を増築したコトになりますねー?
本堂を裏から

改変のため他所に無い独特な建築になっていますね。
鐘は本堂の中なので案内板だけ

織田軍侵攻のときに他所から掠め取ってきた鐘で、上諏訪社に捨てていった鐘です。
*外の鐘楼の鐘は違います!
和泉式部の墓所もあります

和泉式部下諏訪が在所のようで、下諏訪来迎寺にも供養塔があるようです。

山門(移築門)の正面を200m下ると天神山城の碑がありますがかなり削られてしまっているとのことです。
温泉寺 地図
JR 中央本線上諏訪」駅下車、北東へ徒歩10分
駐車場:あり
トイレ:未確認

2018年9月14日金曜日

高嶋城 或は 茶臼山城(たかしまこじょうorちゃうすやまじょう:長野)

長野県諏訪市上諏訪
前回の松本から上諏訪高嶋城(高島古城)へやって参りました。
高嶋城諏訪氏が茶臼山に築きました。
武田氏の統治を経て湖畔に高島城が築かれると廃城になったようです。
2郭の手前下方

馬の瀬状の長い坂道を登るとだんだんと現れます。
ココの手前にも屋敷物見台があっても良いのかとおもいます。
石碑と案内図

ココも城内でしょうけど、中心部ではありません。
案内図

上諏方駅の東に直線500mの丘陵上にあり、茶臼山遺跡もあります。
西(諏訪湖側)はとなっています。
1郭の案内板から児童公園

この辺りから下がっていきます。
1郭

起伏が無いので広い1郭に見えますが造成で均されてしまっているかも!
1郭の案内板

高嶋城茶臼山遺跡の2つの案内。
図ナドは無いので明確な位置がよくわからないです。
1郭から烽火台附近へ移動

不自然にこの石組があるので模擬的烽火台を示したものか??
まぁ、石で囲われたゴミ出置場にも見えるんですが・・・
小学校方面に降りる階段

これからにおりるところ、下方には代官所もあったようです。

高島小学校裏から振返る


ココは開墾による段々とゆうよりは曲輪跡地を利用した段差と考えたいところ。


高島古城 地図
JR 中央本線「上諏訪」駅下車、東へ徒歩18分
駐車場:なし 短時間であれば県営住宅脇に可能
トイレ:なし

近くには、北北東に温泉寺(高島城移築建築)、天神山砦。南西に高島城有賀城。南南西に大熊城。南南東に餓鬼山狼煙台桑原城上原城