2012年4月29日日曜日

諏訪原城 (すわはらじょう:静岡)

静岡県島田市金谷
 開通したばかりの新東名に乗っての駿州、遠州、の諏訪原城、掛川城、浜松城、堀江陣屋、駿府城、久能城を廻ってきました。

新東名、島田金谷I・Cから南へ5kmほどで諏訪原城で搦め手側に到着。
水の手下から登城します。木立の中の湿っぽい道を進むとカンカン井戸が現れ、中を覗き込むと、当時のものか分かりませんが、上部は石が組まれておりました。

さて、三の丸に上がり歩き始めると、周囲は下刈り伐採が進み、丸馬出し、堀がとても見易く、想像以上に整備されております!
堀や曲輪の連続に圧倒されつつ気がつけば本丸に到達、最後は搦め手から堀、郭を探しながら下ってきました。
土橋
この諏訪原城は、扇形の縄張り。丸馬出し。三の丸と二の丸、外曲輪内を仕切る土塁構造ナドにより、押す、引く、挟撃するなり神出鬼没、城内に突入しても攻め手が大混乱するような構造になっています。
わたくし普段から北条流、武田流築城術などと区別するのは好きではないのですが、
大きなところは大きく、テクニカルな部分は小さく、ナカナカの縄張りであるとゆう感想をもちました。
天守台
今回、学研「戦国の山城」のお陰で1号堀から17号堀までくまなく廻ることができました〜 わたくし学研の回し者ではありません!!

まだ出先なので、いまは諏訪原城の写真のアップのみで、後で編集します。駐車場正面の諏訪原園茶舗のガラスケース内に城址案内パンフレットあり。また、製茶工場見学も可能です。
諏訪原城 地図(駐車場のところ)
JR東海道線、 大井川鉄道金谷」l駅下車。 南西に1kmで搦め手。旧東海道(石畳)経由でで駐車場まで1.4km

駐車場:あり
トイレ :あり(駐車場に付帯)

2012年4月19日木曜日

丹後 田辺城 (たなべじょう:京都)

京都府舞鶴市字南田辺15-22(模擬櫓門のところ)
 

 細川藤孝(幽斎)・忠興 父子が築城。藤孝(幽斎)は宮津城から隠居城として田辺城に移ります、関ヶ原の折には、忠興は主力を率い東軍のもとに従軍中で、藤孝(幽斎)は東軍に属し寡兵西軍の攻撃からを守らなければなりません。
ここで有名な古今伝授の話があり、天皇の勅使が来城して西軍に明け渡しとなりました。
の形が鶴が舞うような形であるため舞鶴城ともいわれ、現在は舞鶴公園となっています。
 昭和初期に模擬櫓(彰古館)が建ち、平成になってから模擬櫓門(田辺城資料館)とその石垣が復興されています、そちらは夕方の時間外訪問のため田辺城資料館彰古館 共に見学しておりません。


学問所、明倫館明倫小学校になり現在も残っています。

2012/5/27に「まいづる田辺城まつり」が行われます。
田辺城資料館:入場無料(城の模型があるようです)
彰古館 :未確認

田辺城 地図
JR舞鶴線「西舞鶴」下車、北へ500m 6分(模擬櫓門のところまで)
駐車場
トイレ :あり

近くには、北西に宮津城。南南西に綾部城。ちょっと離れますが南西に福知山城 ナド

2012年4月14日土曜日

高田城 (たかだじょう:新潟)

新潟県上越市本城町6-1(三重櫓の住所)

これも2008年の訪問と過去画像になります。

登城1回目、
ライトアップされた三階櫓を撮りたく、就業後に夕刻の春日山駅から電車に揺られて高田駅に到着。

かつての外堀であろう川の写真ナドを撮りながら西堀に着いたときには薄暗くなり、ライトがアップにはいい時間時間になっていました。 暗がりで堀・土塁ナド絵にならない写真を撮りながら本丸へ近づいていくと・・・
あれ? 三階櫓のライトはまだ点いてない??
 ブラブラしながら待ちましたが、いつまで経っても点灯せず? 仕方なく意気消沈して駅へ向かいました。
いままで、撮影中に終了時間がきて消灯することはあったが、最初から真暗闇は初めての経験なのでありました。
しかし、節電ムードでもなかった2008年当時にライトアップされてなかったとは~~~~!!

登城2・3回目、
思いがけず日が高いうちに寄れ、御三階櫓の中にも入れたし、これで城址の全体像がつかめました。
三重櫓には門と櫓門の模型が必見! それに、三階櫓は なんといっても木のぬくもりがいいですね♪ 
これで悔しかったライトアップの埋め合わせができました♪
 特に、瓢箪曲輪は一部埋立てられているでしょうけど曲輪の形はそのまま、球場となっていたりして面白いです。
現在の城址は、高田公園ととなっており、春は花見で賑わい、夏には北堀、西堀に一面に蓮の花が咲き誇ります。
高田平野は、越後国の中心(国府)でもあります。
 上杉氏(春日山城)-> 堀氏(福島城)-> 松平氏(高田城)を それぞれ高田平野内を居城としました。


雪避けのためのアーケード状になった雁木の街並みなど、城下町らしく、また冬に来てみたいとおもう風情のあるところでした。

*三重櫓:冬季に臨時休館がありますが、開館日には「かんじき」の貸出しあり。期間などは観光課等へ問い合わせてください。
高田城 地図
JR信越線「高田」駅下車 東南東へ1.7km
駐車場:あり。 競技場や図書館周辺に P1~P7まで7ヶ所
トイレ :あり

他には、北に福島城。 北西に春日山城御館。 南に鮫ヶ尾城

2012年4月6日金曜日

サクラサク、江戸城(えどじょう:東京)

東京都千代田区周辺

寒い日が続いてましたが、いよいよ江戸城(皇居)の桜がいい感じになって参りました。
千鳥ヶ淵が有名ですが、城内は場所を問わずアチラコチラで咲いているので
今週末は東京の真ん中で花見なんて如何でしょうか?


1枚目、一ツ橋邸跡を背にして平河門。 地下鉄「竹橋」駅下車すぐ
2枚目、地下鉄「四ツ谷」駅(埋められた外堀の中)から

2012年3月29日木曜日

江戸城大手門。修復なったが・・・(えどじょう:東京)

東京都千代田区
 


大手門を眺める。


ん?
なにか変
と、
おもったら 渡櫓正面の窓格子が塗り込められてノッペラボウのようです。 どうゆう理由て窓を潰したねかわかりませんが、色気がないことこの上ないですね 。
1枚目、現在
2枚目、2006年撮影
3枚目、巽櫓近くの石垣の積み直しはもう少しかかりそうです。
4枚目、追加
*比較のため2枚目の以前の写真を追加しました。2012/4/11写真1枚目差し替え
2012/4/20現在の積み直し作業ヶ所



*2012/5/29追記。
* アッチコッチ調べた結果、落札公募のタイトルは 「 大手門渡櫓修復工事 」 との文字が付いており、いずれ正式な工事をおこなうようです。 応急処置ですので、コンパネとフレキボードを貼り、吹き付け仕上げを施したようです。
しかる後に漆喰仕上げで窓は復活することでしょう!

このBlogをつけた直後に上記のような内容で書き足したのですが、携帯でアップしたり、PCで修正したりしているうちに、どこかで操作ミスしたらしく文章がちゃんとアップされていなかったようです。
某SNSで同様なトピがあがっており、いま自分で確認したら気がつきました~ お騒がせしました。

2012年3月17日土曜日

荻野 山中陣屋 (やまなかじんや:神奈川)

神奈川県厚木市下荻野260近辺
 小田原藩支藩荻野山中藩大久保氏の陣屋です。
現在は整備され山中陣屋史跡公園となっています。
陣屋舌状台地上にあり、東と南は低湿地あるいは田圃 と西に流れる荻野川と3方を守られの体はしているのですが、、
幕末の動乱期に、手薄で狙いやすかったか? 浪士の襲撃対象となり、あえなく焼け落ちてしまいました。
 おそらく事務方の武士ばかりで侵略には弱かったものと思われます。
 一ヶ月前の2/12の早朝はひじょーに寒く、霜柱バリバリの状況は我慢できたましたが、カメラトラブルで撮影不可! 仕方なく携帯カメラ使用とあいなりました。
 


福伝寺 地図 (裏門移築先)

荻野山中陣屋 地図 (駐車場入口のところ)
小田急線「本厚木」駅下車、北西に5.6km(バスは本数が少なく実用性なし)
駐車場:あり
トイレ :あり

近くには、北西に細野城田代城三増峠古戦場。北北西に津久井城。北に小沢城小沢古城。南西に七沢城

2012年3月15日木曜日

伊木家 武家屋敷門 (いぎけ ぶけやしきもん:東京)

東京都世田谷区岡本1-3 世田谷区指定有形文化財
 

この武家屋敷門岡山城に存在していたもので、岡山藩筆頭家老 で3万石伊木家の表門です。
場所は用賀駅と二子玉川駅の中間くらいのところにあり、前回の静嘉堂文庫美術館を出ると5分位で到着します。

なまこ壁の風情があるいい屋敷門なのですが、門の正面が駐車スペースになっていて写真を撮るには厄介だったりします。 多摩川テラスとゆう管理された空間なのでカメラを持ってウロウロしてると不審者になってしまうかも・・・ です!
また、敷地の内外ともにスペースが無いので徒歩かバスが無難です。

*いきけ->いぎけへ訂正
伊木家武家屋敷門 MAP

田園都市線・大井町線「二子玉川」駅下車、北北西に1.6km 21分田園都市線「用賀」駅下車、西北西に1.5km 20分
駐車場:なし
トイレ :なし
近くには、東南に瀬田城。北西に大蔵館。北北西に喜多見氏館