2020年6月17日水曜日

八王子市 大石信濃屋敷(おおいししなのやしき:東京)

東京都八王子市下柚木2-35
大栗川越しの大石信濃屋敷

大栗川 川下の東へ向かえば鎌倉街道が通る関戸府中。北西に向かい野猿峠(160m)を越えれば八王子。西へ向かうと相模原津久井方面と交通の要衝であったと思われます。
大石やかた公園

大栗川に沿った所に大石やかた公園がありますが、ココから大石信濃屋敷には上れません!
大石信濃屋敷の北面

大石やかた公園前を通り過ぎ入口の階段へ!
ココにはナド防御施設が存在したのか?
或いは蛇行した大栗川屋敷下を洗っていたかもしれません!?

入口①(北東側の階段)

入口はこの北東の入口①の階段からと、南西の富士見台公園から徒歩での入口②、 南から蛇行して登る道路の3ヶ所になります。

入口① 階段部分

この道路はと云うよりは区画整理道路であろうか?

階段には自転車用?スロープが付いていますが急なので押上げは厳しいです。
石仏

大石氏源氏流の大石氏ですが、室町戦国時代には関東管領 上杉家の重臣として活躍します。
後北条氏が関東に進出すると上杉家は弱体化し大石氏は北条の傘下となります。
その時、北条氏康は次男の氏照大石氏の娘婿として大石家を継がせましたが、後に氏照北条姓に復し大石家の家督大石の一族に返しました。
ココの屋敷主の大石宗虎本家ではないようです。

広くとられている平場

台地上は最近まで耕作地だったように見受けられます。
Web情報では堀跡らしき所が!とありましたが、私有地のようなのでアチコチ歩き回らずに退散したので土塁ナドは不明です??
大石宗虎敷サルスベリ

大石宗虎屋敷のサルスベリ(百日紅)は戦国の当時から存在しています。
ココは墓地になっているので静かに見学しました。
サルスベリ案内板

八王子市天然記念物とのコトです。
富士見台公園からの入口②

富士見台公園台地(松木台)の先端に存在するのがよくわかります。
ココを堀切って竪堀で両側に落とせばよい感じなんですが・・・

一回りして痕跡は???
です。

京王電鉄 相模原線「堀之内」駅下車、西北西に徒歩16分
駐車場:富士見台公園P利用
トイレ:富士見台公園利用

近くには、南に小田屋敷、北西に由木城。南東に松木屋敷がある。

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