2017年3月10日金曜日

六波羅探題から東福寺に移築された門 (ろくはらもん:京都)


紅葉通天橋で有名な東福寺ですが、重森三鈴作庭の方丈庭園を観賞がてら六波羅門他を見てきました。
●六波羅門(重文)

六波羅に存在した平氏邸宅跡鎌倉幕府が六波羅探題設置、そこから東福寺に移築されたものです。

このには足利尊氏探題を攻めた際の矢傷が残ります。
●勅使門(重文)

1594年(天正18)に賜った門

六波羅平重盛邸(小松殿)のとの噂もあるが、どうでしょう??


●月下門
亀山天皇から下賜御所から1268年(文永5)に移築。
六波羅門と並び寺内最古の部類建築。 写真なし



●東司 (重文。室町時代)

お坊さんが使った現存最古トイレ(雪隠)だそうです。
格子から東司内部

埋められたが埋められたような穴が便器
作務座禅ナドの合間に短時間で1列に並んで用を足すのでしょうね!?

東司から六波羅門

京都の街中から来ると北から入ることになりますが、この六波羅門南面の正規参拝ルートです。

少し離れたところに重文の浴室も残ります。

その他、
建仁寺 勅使門六波羅探題北門、或いは平重盛邸のとゆう伝承あり。


平安鎌倉時代六波羅邸六波羅探題遺構とすると俄然興味がわいてきました!
平氏邸宅の残りがそのまま六波羅探題になり、そこから東福寺建仁寺移築されたと考えるのはやっぱり短絡的ですかね~?!

六波羅門 地図
JR奈良線京福本線東福寺」駅下車、南東へ徒歩10分
市バス「東福寺」バス停下車、南へ徒歩10分
駐車場:あり 北門駐車場、東司前も駐車で来るようです(未確認)
トイレ:あり

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