2014年9月24日水曜日

加納城(かのうじょう:岐阜)

岐阜県岐阜市加納丸之内
大手門跡

岐阜駅前からレンタサイクルで加納城へやって参りました。
JR岐阜駅も城下に含まれるので、町の外れから本丸に登城したかたちになります。
川手城が美濃国守護所であった頃に、近くにある加納城には美濃守護代斎藤氏の沓井城があった。
やがて中心は稲葉山城(岐阜城)に移っていきましたが、関ヶ原合戦の論功として奥平氏が入封。
徳川家康の意向で岐阜城を廃し、その廃材を用いて関ヶ原合戦後としては初の築城となる加納城を築き、城下には加納宿を開きます。
さて、城趾ですが、
岐阜駅前からレンタサイクルでで10分と掛からない距離てす。
街道沿いの本陣跡や旧加納町役場ナドを見物しながら大手門跡まで辿り着き、そのまま南進すれば本丸石垣が正面に見えて来ます。
本丸に出ると久しぶりの石垣をが懐かしい!
本丸石垣と堀跡ですが、ココは橋が架かってなく埋門だけが堀に開いていたそうです。
地図入り案内板は埋門前にあります。

埋門を入らず通り過ぎるとすぐに天守台があります。
二の丸→橋→高麗門→櫓門とゆう枡形構成ですが、
橋の下には障子堀が出土し、櫓門を挟むように2棟の多聞櫓が睨みを効かせていました。

堀はだいぶ宅地になっています。
城主の命には背けません!
大藪曲輪から、堀はテニスコート、プールになっております。
 後世の石積みのようですが城址石垣と同じ石材のようです。
堀は窪みナドなく校庭と面一で、まっ平らとなります。
 これが三の丸塁壁であればココから右側は荒田川となります。
城情報が今ほど豊富では無かった頃は わざわざ立ち寄るほどではないと思っていました。
たまたまクルマで岐阜から尾張一宮方面に南下、
その途上、目の前に突如石垣が現れ、

おお! 加納城はこんなに残っていたのかー!
 と感嘆したものでした。

あれからン十年! 今回で2度目の訪城となったのでした。




ぎふ・まちなかレンタサイクル 1日 ¥100

加納城 地図
JR東海道線「岐阜」駅下車、南南東へ1500m
名鉄「加納」駅下車、南南西へ700m

近くには、南東に川手城。 西南西に上茜部城。 北北東に岐阜城。 

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