2010年7月19日月曜日

玉造要害山城 (たまつくりようがいさんじょう:島根) 

島根県松江市玉湯町玉造


玉造では古来 勾玉が造られていました、そこには出雲国風土枕草紙にも出てくる名泉 玉造温泉があります。
城主は氏といい、尼子氏の忠臣山中鹿之助と親戚関係にある亀井是矩氏の出身。
城址は温泉街の奥、縁結びの玉作神社の裏山(標高108m)にあたり、毛利元就による尼子義久月山富田城攻めでは最終的に毛利方の拠点の一つとなりました。

まずは城址入口となる玉作神社にお参り。
いざ出陣! 勢いよく歩きだしてみると湿った土と雑草でヒジョーに歩きにくい 
ガッ!すぐ先にが見えてきたので俄然 調子が戻ってきました~
これが四の平だろうか?
さらに進むと二の平土塁があり、その上の一の平にも、
その一段下には井戸跡もあり、石垣こそありませんが そこそこ楽しめる城です。
戦国時代以降は放置されていたと思われるので状態はかなり良好と評すべきでしょう。 草木が少なければもっと各との位置関係が掴めると思えるのが残念。
の規模は大きくないですが、前日の雨のおかげでスニーカーでは役に立たず 登るならトレッキングシューズがベストです。

玉造要害山城 MAP
JR山陰本線玉造温泉」駅下車 2.1km 32分(玉作神社まで)
駐車場:玉造神社下 (周辺の高速は無料試験区間2010年7月現在)
トイレ:なし

近くには、出雲玉作資料館。 東北東7kmに 田和山史跡公園(3重環濠)。 東に八雲立つ風土記の丘に復元黒田館、 茶臼山城。 国道を使わずショートカットすれば15kmで月山富田城まで行けます。

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