2020年10月4日日曜日

伏見城遺構がある 高台寺とその塔頭 圓徳院 (こうだいじ、えんとくいん:京都)

■高台寺

京都府京都市東山区下河原町526
高台寺 表門

高台寺豊臣秀吉正室 高台院(寧々)が慶長11年(1606)秀吉の菩提を弔うため建立しました。
建立にあたって伏見城の建物を移築し、現在残る遺構表門観月台霊屋傘亭時雨亭があります。
方丈前から観月台、御霊舎

この写真の渡り廊下で繋がれた所が観月台。そして上方に屋根だけ見えている霊屋。その上方にあるのは傘亭時雨亭
(正面の開山堂は遺構では無い) 
観月台(伏見城遺構)

観月台には秀吉寧々ココに立ったのでしょね!?

次は秀吉・寧々の木像が安置されている霊屋に向かいましたがカメラエラーのため写真は無いです!
傘亭(伏見城遺構)

屋根材傘の骨のように放射状になっているのでこの名がつきました。
時雨亭から傘亭裏側を見る

この2棟は渡り廊下で繋がれています。
時雨亭(伏見城遺構)

時雨亭は窓が多くとられていて蔵のようなサイズ!

時雨亭 南面

傘亭時雨亭どちらも窓が多めで風情があり暑い日でしたが微風が吹くと涼しい場所でした。
高台寺 方丈庭園 *これは伏見城遺構ではない!

寺内の「百鬼夜行」の展示に合わせて白砂に色付けしているようです。
創建時の方丈は伏見城遺構建築のでしたが今あるものは再建です。

■圓徳院 *高台寺塔頭

圓徳院門

この門は木下家の屋敷門と伝わる。
北政所慶長10年(1605)伏見城から化粧御殿庭園が移しココに住しました。高台院(寧々)は実家の木下家の菩提を弔うためにこの圓徳院の所に住まいしました。
北庭ライトアップ

化粧御殿は焼失していますが北庭は残存。
この北庭小堀遠州がの手が入っていて桃山形式を残しています。
三面大黒

別の口の北寄りのから入ると三面大黒秀吉の持仏で正面に大黒天、左右に毘沙門天弁財天の3面を持っている像。

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伏見城関連の過去Blog
2009/10/ 1 長浜城

京阪バスで京都駅から「東山安井」バス停下車、東へ徒歩6分
駐車場:あり(高台寺、圓徳院、土産店のいずれか利用で1H無料)
トイレ:あり

近くには、東に霊山城がある。

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