東京都中野区本町2-26-6
応永年間(1394-1427)に鈴木九郎とゆう土豪がこの辺りに住みつき、馬を育て財を成しました。 地元の人々にも慕われたのでしょう、よって 中野長者と呼ばれるようになったようです。
鈴木九郎は家族共々幸せに暮らしていましたが突然の不幸が襲い、愛娘の小笹が病気で亡くなってしまいます、九郎は失望し僧侶となり自宅をお寺に建て替えたのがこの成願寺です。
中野長者遺跡の碑
ココは一般に城館として認識されていますが、寺の縁起では、いわゆる有徳人の屋敷跡です。これは土豪として城砦を持っていた土豪が大儲けをしたのか? はたまた城砦の跡地に鈴木九郎さんが住み着いたのかはなんとも言えません。
蓮池藩 鍋島家墓所案内板
佐賀藩 鍋島家の3支藩は小城藩、蓮池藩、鹿島藩で、この内5万2千石の蓮池藩の墓所があります。
鍋島地蔵
圓通閣
江戸中期の書物にも記載があり、観音さまに願をかけた鈴木九郎繋がりで、西国33ヶ所、坂東33ヶ所、秩父34箇所を併せて100観音にお参りしたことになる百観音堂。
中野長者屋敷 地図
東京メトロ「中野坂上」駅下車。1番出口から山手通りを南へ徒歩350m
京王バス 成願寺前に「成願寺」バス停もあります。
近くには、北北西に中野城山、あしを延ばして沼袋陣屋(江古田原の戦い)。
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