山城の土豪で宮内少輔の官職名を持つ渡辺昌の城館にやってきました。
渡辺昌は、足利→織田→豊臣と主君を変えます。足利義昭が信長に抗した時、渡辺昌も義昭に従いこの城に籠ったようですが詳らかなことはわかりません。
門前の城址石碑
昌の妻は、茶々の乳母で大阪城では一定の影響力を持った松栄尼。
この2人の間に生まれた子が渡辺糺だとゆうことです。
渡辺糺は槍の使い手で豊臣秀頼の槍術指南となり大阪の陣では大野治長らと共に譜代衆として働きました。
曼殊院道から城址
この側溝は堀の一部とおもわれます。
城址は個人宅なので眺めるだけ!
門の周辺は高低差もあり城っぽいですが、石垣は後世の構築のようです。
土塁と堀跡と思われるところ
ココは外側からだけでは本当に土塁なのか判別不能。
クルマの場合は白川通りを北上し、途中 曼殊院道(府道104号)を右折し北に進むと左に雲母湯の看板がが見えてきたらその右手がこの写真です。
宮内少輔城 地図
叡山電鉄「一乗寺」駅下車 東北東へ徒歩10分
駐車場:なし (短時間なら路上できます)
トイレ :なし
近くには、250m南下すると一乗寺下り松。下り松から東に200mで詩仙堂、そこから東へ登ると将軍山城。もっと奥には北白川城。
南南東に大山出城、中尾城。 東北東に一乗寺城。がある。
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