なぜか甲冑武者先導で！？
2/4開催の滝の城整備事業に伴う第５次発掘調査の現地説明会に行ってきました。
10：00の回は申込み多数で2班に分かれての案内です。
現地では障子堀の一部が出ており、その堀が中堀と繋がっていたようで、解説では中堀も障子堀の可能性がある とのことです。
外堀とおもわれるラインはほとんど住宅なので掘れないようです。今回発掘のトレンチはこの2ヶ所です。
この障子堀は平底。 県道に近い所の障子堀（畝堀）は幅広く、V字底で深いそうです。
やはり後北条氏の大改修であるようです。
土塁は角度60°且つ障子の底から・・
これでは攻め手は登攀不可能！！
赤字が今回発掘されていたところ。
出土の目玉は障子堀ですが、
この他にも本丸、二の丸、三の丸、馬出しもそれぞれ廻り発掘成果の解説もありました。
正式見解では無いですが虎口の位置ナドから二の丸と三の丸は逆転しているかも？！ とも仰ってました。
私自身、不明確だったところが、発掘による成果と繰り返し訪問によって城本来の姿が徐々に見えるようになってきました。
今後の発掘と整備が楽しみです。
扇谷上杉の遺跡でよく発見されるウズマキかわらけが多数出土。 その理由から後北条氏以前の滝の城は扇谷上杉氏の支配下にあったとみられています。
所沢名物とやらを帰りに買ってみました。
過去Blog：
2014/5/18 第3回 戦国滝の城まつり
2013/5/1 第2回 戦国滝の城まつり
2013/3/15 滝の城 発掘調査 現地説明会
2012/12/9 滝の城模型 と 零戦来日
2012/4/ 第1回 滝の城まつり
2011/12/11 滝の城 part2 現地説明会
2011/11/20 滝の城
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