2021年12月8日水曜日

八王子市の 横山党館 と 滝山城築城500年記念「歴史講演会」(よこやまとうやかた、れきしきねんこうえん:東京)

◆横山党館
東京都八王子市元横山町2-15-27
八幡八雲神社

JR八王子駅から徒歩10分程のところに八幡八雲神社があります。
そこに武蔵七党横山党がありました。
八幡八雲神社由緒

天慶3年(940)に小野義孝武蔵権守として武蔵国府に赴任、その後この地に永住横山に改め武蔵七党の一つ横山党の始祖となりました。
横山神社

鎌倉幕府で勢力があった横山党ですが、和田合戦で親類の和田義盛に与し衰退してしまいます。
横山神社由緒

八幡八雲神社と同じ境内にある横山神社横山党始祖 小野義孝を祀っています。
横山党根拠地 案内板

蛇足ですが、過去のBlogで書いた町田小野路城の辺りもかつて小野氏の領地であり小野神社も存在します。





◆滝山城築城500年「記念講演会」
東京都八王子市本町24-1
八王子市芸術文化会館 いちょうホール

横山党館に寄ったあとに講演会
関東屈指の名城 滝山城 -その魅力と城主 北条氏照-
講師 小和田哲男氏 を聴講してきました。
階段を上がると甲冑武者たちの出迎えが!

写真は正面からでは無く後方からです。あしからず”!

今回の定員は700名でしたが開始前には空き席を探している方が見られ ほぼ満席でした。
レジュメ

・「滝山」の文字の初見永禄5年(1562)の氏照朱印状である。

滝山築城永禄5年(1562)か永禄6年(1563)とみられ、それ以前の大石氏の時代からあった城・砦を強化したものとおもわれる。

・話の中で、小田原北条氏の第一人者の下山治久氏は学生時代に「自分は北条氏照を研究するから小和田氏に北条氏邦をやれ」といった話は興味深いところでした(下山氏は1学年先輩とのコト)。
会場でいただいたリーフレット

右、「滝山城 城攻めマップ」は滝山城縄張図入り。
中、「戦国八王子の山城歩き」は八王子城、滝山城、高月城、根小屋成、浄福寺城、片倉城ナド市内の縄張図が入っています。
左、の「マンガでわかる 滝山城」はweb上でも読めるようです。
これらを片手に縄張りを確認しながら城廻りをすることができます。

滝山城築城500年のH・Pも開設されています。

JR中央線八王子」駅下車、北西に徒歩10分
京王電鉄京王八王子」駅、西北西に徒歩11分

近くには、西南西に大久保長安陣屋跡。がある。

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