神奈川県横浜市青葉区荏田西2
都筑郡衙跡をコインパーキングから
前回Blogは、さいたま市の特別展「埼玉の官衙」でした、続いて神奈川県ではありますが同じ武蔵国の1郡である都築郡衙です。
長者原遺跡案内板
長者原遺跡の中に都筑郡衙跡がありますが現在は荏田猿田公園となっていて案内板のみでしか確認できません。
ここから正倉ナド建物跡が多数出土
東名高速道路を挟んで200m四方が郡衙跡ですが高速建設を急ぐあまりマトモな発掘をせず破壊されてしまったようです。
ココは古来より交通の要衝のようで、北側の国道246号線の辺りに通っていた道が当時 東海道の役目をしていたようです。 下って、戦国期にその街道をおさえたであろう荏田城(北東に500mのところ)もあります。
横浜市歴史博物館の都筑郡衙の模型
Link:
横浜市歴史博物館H・P 企画展「横浜の野を駆ける 古代東国の馬と牧」開催中 20019/3/21まで
過去BlogLink:
2019/2/15 寿能城と さいたま市歴史と民族の博物館「埼玉の官衙」
横浜市歴史博物館関連の過去BlogLink:
2018/ 7/6 横浜市歴史博物館で小机城発掘調査展
2014/8/23 蒔田の吉良氏、横浜市歴史博物館
2014/8/15 弥生時代の大塚・歳勝土遺跡
*蛇足で、
国衙(国府)には守、介、掾、目の四等官が居り、その下部組織である郡衙には郡司 他が居る。
武蔵国21郡(近世に葛飾郡を編入して22郡)の内、神奈川県にあった武蔵国の郡衙は都筑郡、橘木郡(郡衙比定地あり)、久良木郡(郡衙推定地のみ)がある。
都筑郡衙 地図 (荏田猿田公園)
東急電鉄 田園都市線「荏田」駅下車、南へ徒歩5分
駐車場:近くにコインPあり ¥300/60min(2019年)
トイレ:あり
近くには、北東に荏田城(私有地)、東南東に茅ヶ崎城、南に川和城、西南西に榎下城、東南に小机城、西北西に沢山城がある。
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