2015年11月10日火曜日

立川氏館又は 立河氏館 (たちかわしやかた:東京)

東京都立川市柴崎町4-20-46
普済寺参道

平氏武蔵七党立河氏の城館です。立川の字が一般的なのでココでは立川氏としておきます。
川岸段丘上にあり、辺りは城館を構える平地が充分にとれています。 現在の普済寺館内建立したの始まりとも云われています。
参道を進む

小田原合戦時にこの拡張防備され合戦後立川氏は領地を失い廃城となったとゆうことですが、所説あり詳らかなことはわかりません。
山門前の文化財案内板

伝・立川宮内省輔首塚orは戦没者首塚も存在します。
国宝の「六面石幢」は、阿行、吽行の仁王像と四天王像が六面に彫られた六角の珍しい石塔。 板碑ナドがあります。
門のうしろ

の左手に土塁が見えてきます、
同じく右手

橋の右側も土塁ラインにを表現しているとうにみえます!?
(未確認)
現存土塁

手前のコンクリートで固められた復元?のようにみえます。
立川氏館 案内板

ココの他に墓地西側にも土塁が残ります。
同じ土塁を外から

こちらの方が跡らしくて良い感じ。
奥の方に土塁が途切れている箇所があり虎口のように見えます、これは後世の切り崩しかは分かりません
南の新奥多摩街道から館跡を見上げる 
の直下には残堀川が流れています。

お堂建設のための発掘では井戸跡門跡柵列。土塁の前からV字溝(薬研堀か?)が見つかっています。

この日は雨降りでしたが晴れたらがよく見えるそうです。

新奥多摩街道で館下は相当数通過していて、あの丘の上だな~ と思いつつも素通りしていたので初訪問でした。 やっぱりいつでも寄れると思っているとダメですね~!?

玄武山 普済寺H/P 文和2年(1353)創建立川宮内少輔宗恒開基国宝六面石幢」を有しています。

過去Blog Link: 2013/6/11 百草城

立川氏館 MAP (山門脇の駐車場のところ)
多摩モノール柴崎体育館」駅下車、西北西に徒歩10分
JR 中央本線、青梅線、南武線「立川」駅下車、南西に徒歩19分

駐車場:あり(参拝者用)
トイレ :あり(参拝者用)

近くには、東南東に三田氏館。 東南に日野館ナドの新撰組の史跡。 南に高幡城。 南南東に百草城

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