徳川家、5代将軍 綱吉の生類 憐れみの令で、
江戸市中の飼い犬、野良犬ナドを集めて保護したのが御囲いであります。
当初は新宿の大木戸の辺りに囲いを造ったのですが、20年間も続いた法令ですから、すぐに満杯となり現在の中野区の広大な土地に囲い小屋を造り、一時は犬が10万匹!も居たとのことです。
5代、綱吉が御隠れになり、6代将軍へと代替わりすると囲いは撤去となり しばらく放置されます。
さすがに幕府も放っておけなかったのか、後に桃が植えられ桃園になりました。
今でも近くを流れる川は桃園川といい、桃園橋と云う橋にも名残を感じられます。
幕府はこの桃園で悪くなったイメージを払拭できたのでしょうか??
私は今回のBlogで調べるまで、ココの実態を知らなかったのてすが、、
「一の囲い」は中野駅とその周辺。
「ニの囲い」は中野区役所や中野サンプラザとその周辺。
さらに「三の囲い」、「四の囲い」、「五の囲い」迄あり、四の囲いはとなりの高円寺駅の近くまである広大な土地でした。
御囲い 地図
JR中央総武線、東京メトロ東西線「中野」駅下車 徒歩1分で案内板
駐車場:区役所ナド
トイレ :駅前なので困らないかと・・・
近くには、東南東に中野城山。 南東に中野長者屋敷。 北へ行くと江古田 沼袋の合戦場があります。
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