熊本県人吉市麓町18 付近
今回で2度目の訪城なので、資料館とその周辺を廻ってきました。
写真追加予定です。
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おくればせながら写真現像と加工が済んだので
前回撮影分の本丸まで、新旧織り交ぜてアップします。
まずは
球磨川と
胸川沿いに
塀と
多聞櫓が連なっていた
合流点から、
大手の橋を渡り多聞を振返る
犬童市衛門屋敷跡
相良清兵衛屋敷跡に建つ
歴史館へ、¥200也で入場。
まずは目当ての
城址模型へ!
本丸の奥に戦国さながらの城域があるではないですか!(小田原城のように戦国と近世の城が合体している感じ)。ココで
模型をみて
人吉城の規模が初めてわかりました~
それらは、
近世でも
武家屋敷ナドとして使用されていたと思われますが、どうみても
2万2千石の城としては大きすぎです。
或いは、
島津氏抑えのような意味合いがあったのかもしれませんし、
新城に造り替えた結果として旧状が残ったのかは分りません。 ただ前者の方が筋書きとしては面白いかと・・・
歴史館入口近くに 「
史跡 人吉城(着色しました) 」と「
史跡 人吉城 散策マップ 」2種が置いてあるので、入場は後回しとしても 最初に寄って、
マップ片手に廻られるといいとおもいます。
歴史館(武家屋敷)から
内郭方面に進むと
御館の
武者返し石垣がみえます。
ココから右方を見ると・・・
一直線に
御館の
石垣があります。
はじめ
石垣に沿ったこの道路は
堀跡かと思いましたが、どうやら往時も道路であったようです。
御館の中に入ると
相良神社が建ち、
庭園遺構もあります。
武者返し石垣を反対側からみたところ、
本来、武者返し石垣上に
多聞櫓が建ち、
堀合門(復元)の内外には水の手門から荷揚げされる物資を納める蔵が建ち並んでいたようです。
復元門
この排水路、井戸や二の丸御殿の排水溝ナド
排水設備はしっかり造られているように感じました。
立派な石垣あり、この御下門を通過しないと三の丸、二の丸、本丸まで到達できません。
堀合門から登ると、大規模ではないですが二の丸石垣に圧倒されます。
中の御門跡を入ると二の丸御殿が建っていました。
庭園の庭石らしき遺構ものこっています。
井戸
石垣は二の丸までで、本丸は柵囲いで中世の雰囲気があります。
人吉城は古城部分をいれると敷地は倍以上にもなり、球磨川の水運と、平地 山上問わず井戸も要所にあり、
将に水の都といった感じですね!
人吉城歴史館
人吉城 MAP
JR
肥薩線「
人吉」駅下車 南東へ徒歩17分
駐車場:あり(歴史館横ナド数ヶ所:無料)
トイレ :あり(山上にはありません)