茨城県水戸市河和田999(報佛寺)
河和田城の中核部ではありませんが報佛寺周辺の遺構を見てきました。
山門前に石碑が建っています。
門から右手には土塁、堀がセットで残っています。
コチラは土塁のみで堀は埋められたようで駐車場になっています。
土塁上に鐘楼。
水戸の大掾氏の支城として鍛治弾正(河和田入道)が築き、佐竹氏が水戸城を奪うと河和田城は廃城となり、江戸期は江戸氏の支配地であった。
道路は堀跡を利用しているようにみえます。
正面の土塁を右に進むと山門があり、山門脇の駐車場とは別です。
このお寺を一周してないが全体的に土塁が残存しているようです。
正面の林の辺りが主郭のようです。そこの水戸市教育センターの辺りに土塁がのこっています。
北側の天徳寺は写真右方奥。
前方の窪地はかつては大きめの堀・湿地で道路周辺は盛土のようです、開発であまり実感が湧きません。
北に流れる桜川は水戸の千波湖に流れ落ちています。
.参考 水戸市埋蔵文化財調査報告書71集 河和田城
今回は城跡碑がある報佛寺に向かいましたが中心部は水戸教育センターの辺り(土塁あり)と思わる。北側の天徳寺の辺りに二重土塁が残るようなので機会をみつけてそちらに行ってみようと思っています。
JR 常磐線 「赤塚」駅下車、南へ20分。
駐車場:参拝者用あり
トイレ:未確認
近くには、東北東に水戸城、武熊城。東に吉田城。
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