2023年9月25日月曜日

水戸市の 吉田城(よしだじょう:茨城)

茨城県水戸市元吉田2723(常照寺)
吉田城

手前の常照寺から奥の蓮乗寺辺りまでが吉田城です。
大掾氏(吉田氏)江戸氏→佐竹氏配下の氏→徳川水戸家徳川光圀によって主郭常照寺建立される。
常照寺

山門後方の両側の左右は郭跡のようです、奥の石段は利用にみえます。
左方は参拝者用🅿️駐車場
城址碑

門前が建っています。
案内板は無く碑の側面に刻まれている。
山門内側の階段脇
 
山門から階段を上り脇を見ると土塁っぽい?箇所が幾つか見受けられます。
階段を上りきると両脇に堀が!

垣根で見えないですが垣根の両側にが存在するのでココは土橋で写真の門の辺りに城門が存在したと思われます。
この土橋を越えると内側主郭です。
上の写真の垣根裏の堀

樹木で判り辛いですがソコソコの深さがあります。
主郭(常照寺本堂)

主郭へ入ると中は平坦です。
常照寺がそのまま土地利用したのか? 造成したのか? は分かりませんが、主郭周りを見ると全体的には平坦であった気がします。
常照寺本堂裏の堀(着色)

常照寺から蓮乗寺に向かって行くと、コチラの本堂裏にもがあります。
かつては門前の堀から繋がっていたようです。
主郭裏の堀を越えたところ

ココから蓮乗寺墓地まで平坦で、1段下に蓮乗寺本堂がある。
蓮乗院駐車場から

かつては鉄道の駅があり、右手の谷筋に古道が通っていたそうです。
吉田城想像図

※ H19年の発掘で、
吉田城の西隣の台地(元吉田町)に二重に連なる中世の堀が見つかっており東西210m 南北360mの城館が発見されています。吉田城と同規模で出土物も同時代のもの(大鋸町遺跡:おがまちいせき)。
常照寺・蓮乗院の下に古道が通っておりり、大鋸町遺跡と吉田城の両所から古道を睨む形態であるとの見解が出されているようです。
今後の発表が待たれます。
カシミール3Dに加筆
水戸城、武熊城、吉田城、大鋸町遺跡


JR 常磐線、水郡線、「水戸」駅下車、南東へ徒歩30分
駐車場:参拝者用あり(常照寺、蓮乗院ともに)
トイレ:不明

近くには、西に車丹波遺恨の地。北に武熊城。西北西に水戸城。北東に武田氏館。西北西に見川城河和田城。南西に平戸館がある。

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