◆源義朝邸跡・寿福寺
神奈川県鎌倉市扇ガ谷1-17-7
鎌倉五山 第3位、風情のある参道が人気の寿福寺、元々ココには源頼朝の父 義朝の館が存在したと場所と伝わっています。
この参道は歩けますが特別公開日を除いて参拝は不可です。
寿福金剛禅寺の開基は北条政子、開祖は栄西。
源実朝も幾度となく訪れたお寺です。
当初 源頼朝はココに館を構えようとしますが義朝の菩提を弔うお堂があると聞きやめたそうです。
◆扇谷上杉管領屋敷跡
神奈川県鎌倉市扇ガ谷2-4-3
英勝寺側から撮影。
写真の更に右方の踏切を渡ればすぐの着きます。
後ろの広いところはお寺となっています。
扇谷管領屋敷跡石碑
4上杉家のうち扇ガ谷に屋敷を構えたのが扇谷上杉家です。
その名の通り谷筋にあります。
今はJR線路が目立ちますが、谷筋の小河川を隔て扇谷上杉屋敷と太田道灌邸が向い合う形で建っていたのであろうと想像します。
◆太田道灌邸跡・英勝寺
神奈川県鎌倉市扇ガ谷1-16-3
扇ガ谷付近は、古くは源義朝の館、室町時代の扇谷上杉家屋敷、太田道灌の館と鎌倉の中でも高級住宅街であると思うところです。
右端に太田道灌邸旧跡碑が見えます。参拝入り口は右手から。
英勝寺の裏山に太田道灌の墓所がありますが寺域では無く源氏山ハイキングコースから行けるようです(数十年前に源氏山に行きましたがよく覚えてない!)。
英勝寺の開山は徳川家康側室であった お勝の方でありますが、
家康没後に落飾し英勝院となり、先祖の古地を賜わって英勝寺を建立。 徳川頼房の養母となった関係から水戸家の庇護をうけております。
仏殿の阿弥陀三尊像は運慶作と伝わります。
現在の鎌倉で唯一の尼寺で唐門、仏殿、鐘楼、祠堂ナド当初の建物(重要文化財)が残り江戸初期の風情が垣間みえるお寺です。小規模ですが竹林が美しいと評判になっています。
お勝の方(お梶の方):太田道灌の4代の孫 康資の娘。徳川家康側室となり関ヶ原合戦に馬上で同行、さらに大坂の陣にも従軍。
「お勝の方」の名は従軍時に戦に勝つといった意味合いだそうです。
お勝の方の駕篭の席次は春日局より上位であったそうで、家康にとって側室に止まらず有能な秘書としての役割を担ったようです。
JR横須賀線「鎌倉」駅下車、北へ徒歩10分
過去Blog:
2011/9/5 2つの波多野城(源実朝公紹介あり)
駐車場:近隣のコインP
トイレ:寿福寺参道手前にあり。