■馬の博物館
馬の博物館
11月の連休で横浜は根岸にある馬の博物館の企画展「名馬と武将」にやって来ました!
開催は現在~2019/12/8(日)迄
館内
記念講演会「神奈川ゆかりの武将たち」20019/11/17
13:00~ 入館料のみ
・三浦道寸 ―「文武兼備」の武将― 真鍋淳哉氏
・北条氏規 ―小田原北条一門の役割と苦悩― 浅倉直美氏
図録 名馬と武将 とオマケのポスターこの図録によれば西国中心と思われるルイス・フロイスの記述で「日本人は戦わなければならなぬときは馬からおりる」。伊達政宗は「上方模様ハ(中略)馬ヨリ降リ、立チ働クナリ。奥州武士ハ馬上ニテ手鎗追取リ、乗崩スヘシ」と書かれていて、西国は下馬で徒立ち、対して東国は騎乗での戦闘していたようで武田騎馬隊や伊達の馬上筒の威力が畏れられたコトに改めて感心しました。
撮影禁止🚫マークが多々あったので図録から上げます。
図録「名馬と武将」から1
展示は2017年に尊氏本人と確認された足利尊氏像などの絵画、吾妻鑑などの書籍、甲冑 他も展示されています。
図録「名馬と武将」から2
朝倉政元作 鞍黒漆塗鞍 慶長19年(1614)。
政元は後北条家臣から羽柴秀次そして水戸 徳川家の家臣とになり大坂の陣の頃にこの鞍を打ったようです。
当時の武士にはこの様な技術を持つ者がいて、特に室町時代では伊勢氏。その伊勢氏の流れを汲む後北条氏では鞍打幻庵と呼ばれた北条幻庵がいたので展示の中でも興味深くアップしました。
■ポニーセンター
博物館とポニーセンターでのイベント
〇11/30 日本騎射協会 日置流弓術演武
於:ポニーセンター(雨天時は博物館で!)
〇11/30 日本騎射協会 弓術体験
於:博物館イベントホール
〇12/1 名古屋おもてなし武将隊演武
於:博物館芝テラス
*日時、場所はH・Pナドで確認してください。
■根岸競馬場跡
博物館から競馬場観覧席
博物館正面の横浜根岸道路(撮影者の背後)の辺りが競馬コースで、ココからぐるっと回って観覧席の下まで繋がっていたました。
根岸競馬場 一等馬見所模型(馬の博物館蔵)
昭和4年(1929)竣工で1等と2等のうち1等観覧席が残っています。
建物は築90年ですが根岸競馬場の起源はそれよりずっと古く完成は慶応2年(1866)外国人居留地の方々の楽しみから日本人も参加していき社交場となっていたそうです。
根岸競馬場1等観覧席
老朽化進んでおり現在は柵で囲われ入れません!
J.Hモーガン設計。
昭和18年(1943)に競馬場閉鎖→海軍省→米軍→1部返還で公園化された。
同じく全体図
敷地は広大でこの中に米軍施設、根岸森林公園、馬の博物館がこの中に納まっています。
競馬場観覧席 地図
馬の博物館 地図(第2駐車場のところ)
JR京浜東北線「山手」駅下車、南西に徒歩12分。
JR桜木町駅とJR根岸駅からそれぞれバスで「滝の上」バス停で降りると博物館前です。
駐車場:有料あり(第1駐車場100台、第2駐車場100台)
トイレ:あり
近くには、西北西に蒔田城。南西に笹下城がある。
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