2019年11月30日土曜日

江戸城本丸で 大嘗宮 公開(だいじょうぐう:東京)

東京都千代田区千代田1-1
11/14~15日皇居東御苑(江戸城本丸)で大嘗祭が行われた大嘗宮一般公開(12/8迄)されたので行って参りました。
冷たい雨の中予想以上の人出にビックリ!

二重橋の前辺りから坂下門に向かって入場用制限ラインがり、手荷物検査ボディチェックを済ませると坂下門をくぐるコトができます。
坂下門を過ぎ富士見櫓下へ向かう

富士見櫓直下を通り中の門跡→御書院門跡を抜け本丸に上っていきます。
大嘗宮の全景

御書院門跡から本丸へ上がると大嘗宮が見えてきます。
普段は左方に進めば富士見櫓ですが今回は制限されていて大嘗宮の方向のみにしか進めません。
ゆっくり眺めながら歩く

傘をさしながらやっと来たがジワジワと進んで宮に辿り着くのが大変!
ほぼ正面

14日夕に「悠記殿供饌の儀」、15日暁前に「主基殿供饌の儀」が行われました。
事前に國學院大學博物館ミュージアムトークを聞いといてヨカッタ♪ 建物配置はなんとか分かりました。
主基殿側(左手)から

順路は右手の悠記殿側へ導くため混んでいますが、コチラは人が減り撮り易くなります。
建物越しに天守台がみえたので1枚

柱が整然と並んでいて壮観。
木材は再利用するようですが解体するのは勿体ない!
正面から廻り込んだところ

ココまでくると人も減り撮影する余裕がでてきます。
膳屋(食事仕度所)と天守台石垣

帰りの出口は3ヶ所、どのルートでも天守台の脇を通って北拮橋門から北の丸、平河門から竹橋駅方面、大手門から大手町方面に退出します。

坂下門→乾門秋の通り抜けも開催していてます。


●江戸城関係
富士見櫓1

この角度で見られるのは嬉しい!
石垣も良いですね!!
富士見櫓2

いつもは巽櫓の方からみてますが今回は間近で見られます。
富士見櫓3

この右隅の白い柵のところにがあったようですが現在は撤去されています。
三の丸尚蔵館前の桜

11月ですが冬に咲くショウガツザクラが咲いています。
9月中旬~1月末まで見られるそうです。
三の丸尚蔵館案内板

現在は「大礼-慶祝のかたち12/8まで第2期の展示があります。
次回、第3期は12/14~1/19まで。


坂下門→乾門秋の通り抜けも開催していてます。


過去Blog:2019/11/26 國學院大學博物館で企画展「大嘗祭」
 國學院大學博物館で2019/12/15まで開催しているのでぜひ!

大嘗宮 地図
東京メトロ 千代田線「二重橋前」駅下車、西へ徒歩4分で坂下門
駐車場:なし
トイレ:あり(仮設トイレが数か所に増設中)

2019年11月26日火曜日

國學院大學博物館で企画展「大嘗祭」(こくがくいんはくぶつかん:東京)

東京都渋谷区東4-10-28
國學院大學博物館で開催中の企画展大嘗祭」でミュージアムトーク衣食住と大嘗祭(2019/11/16)」があったので行ってきました。
2019/11/14に行われた一世一代のまつりごとで天皇が初めて天照大神新穀を中心とする神饌をお供えし自ら共に食事をする儀式が大嘗祭ですが。 トークでは天皇がどういった動き(動線)と その食事の盛付け方や悠記殿主基殿ナド各建物の役割ほかを興味深く聴いて参りました。


大嘗宮の模型

この悠記殿主基殿神と天皇は一緒に過ごします。
細かいコトを書きはじめると長くなるのでこのくらいで!

企画展ではこの模型の他は📷撮影禁止🚫
オマケで土偶画像

埴輪ナド常設展示も見所があるのでそちらも!
次回のミュージアムトークは12/10の18:00から「亀卜について」があり開館時間も延長されるそうです。※12/10(火)は19:00まで延長開館(最終入館は18:30まで)

※追記:大嘗祭の会期が12/22に延長されました。國學院大学博物館H.Pを参照して下さい。

BlogLink:2019/11/30 江戸城本丸で 大嘗宮公開
2019/3/14 國學院大學博物館で特別展「神に捧げた刀」

國學院大学博物館 地図
JR「渋谷」駅下車、東南東へ徒歩15分
※渋谷駅から都営バス利用「国学院大学前」バス停下車すぐ
駐車場:近くにコインPあり
トイレ:あり

2019年11月5日火曜日

馬の博物館で企画展「名馬と武将」と根岸競馬場跡(うまのはくぶつかん、ねぎしけいばじょうあと:神奈川)

神奈川県横浜市中区根岸台1-3
■馬の博物館
馬の博物館

11月の連休で横浜根岸にある馬の博物館企画展名馬と武将」にやって来ました!

 開催は現在~2019/12/8(日)迄
館内

記念講演会神奈川ゆかりの武将たち」20019/11/17
13:00~ 入館料のみ
・三浦道寸 ―「文武兼備」の武将― 真鍋淳哉氏
・北条氏規 ―小田原北条一門の役割と苦悩― 浅倉直美氏
図録 名馬と武将 とオマケのポスター

この図録によれば西国中心と思われるルイス・フロイスの記述で「日本人は戦わなければならなぬときは馬からおりる」。伊達政宗は「上方模様ハ(中略)馬ヨリ降リ、立チ働クナリ。奥州武士ハ馬上ニテ手鎗追取リ、乗崩スヘシ」と書かれていて、西国は下馬で徒立ち、対して東国は騎乗での戦闘していたようで武田騎馬隊伊達の馬上筒の威力が畏れられたコトに改めて感心しました。

撮影禁止🚫マークが多々あったので図録から上げます。
図録「名馬と武将」から1

展示は2017年尊氏本人と確認された足利尊氏像などの絵画吾妻鑑などの書籍甲冑 他も展示されています。
図録「名馬と武将」から2

朝倉政元作 鞍黒漆塗鞍 慶長19年(1614)。
政元後北条家臣から羽柴秀次そして水戸 徳川家の家臣とになり大坂の陣の頃にこのを打ったようです。
当時の武士にはこの様な技術を持つ者がいて、特に室町時代では伊勢氏。その伊勢氏の流れを汲む後北条氏では鞍打幻庵と呼ばれた北条幻庵がいたので展示の中でも興味深くアップしました。


■ポニーセンター
博物館とポニーセンターでのイベント
〇11/30 日本騎射協会 日置流弓術演武
 於:ポニーセンター(雨天時は博物館で!)

〇11/30 日本騎射協会 弓術体験
 於:博物館イベントホール

〇12/1 名古屋おもてなし武将隊演武
 於:博物館芝テラス

*日時、場所はH・Pナドで確認してください。



■根岸競馬場跡
博物館から競馬場観覧席

博物館正面の横浜根岸道路(撮影者の背後)の辺りが競馬コースで、ココからぐるっと回って観覧席の下まで繋がっていたました。
根岸競馬場 一等馬見所模型(馬の博物館蔵)

昭和4年(1929)竣工1等2等のうち1等観覧席が残っています。

建物は築90年ですが根岸競馬場起源はそれよりずっと古く完成は慶応2年(1866)外国人居留地の方々の楽しみから日本人も参加していき社交場となっていたそうです。


根岸競馬場1等観覧席

老朽化進んでおり現在は柵で囲われ入れません!
観覧席前の案内板

J.Hモーガン設計。
昭和18年(1943)に競馬場閉鎖海軍省米軍1部返還公園化された。
同じく全体図

敷地は広大でこの中に米軍施設根岸森林公園馬の博物館がこの中に納まっています。


競馬場観覧席 地図



馬の博物館 地図(第2駐車場のところ)
JR京浜東北線「山手」駅下車、南西に徒歩12分。
 JR桜木町駅とJR根岸駅からそれぞれバスで「滝の上」バス停で降りると博物館前です。
駐車場:有料あり(第1駐車場100台、第2駐車場100台)
トイレ:あり

近くには、西北西に蒔田城。南西に笹下城がある。