奈良県奈良市西ノ京町457
3月に薬師寺にお参りしたとき、解体修理中である東塔の傷んだ瓦と交換する新しい瓦に筆入れし奉納しました。
そこでハガキを受取り 内容をよく読むと、G・W中に東塔の現場を見学できる「覆屋内特別見学券」となっていました。これはチャンスとばかり行ってきました。
講堂側から
バスを降り、入口で「覆屋見学券」を見せ、その場で通常の拝観券をいただきました。これで玄奘三蔵院まで廻れたので東塔現場を含め参拝できます。
回廊で東塔見学開始を待つ
これからヘルメット着用の為の紙の帽子を被っています。
しばらく待ってからヘルメットを受取り、組み上がっている二層目の裳階までる上がります。
覆屋内のスロープ
そこでのお坊さんによる東塔の説明があり。 1300年前の創建以来の解体修理で、明治の修理から110年振りとのことなので、自分が筆を入れした「空」の瓦が100年単位で東塔の屋根にのり、しかも 書いたときに奉納した瓦が国宝になるんです! と云われたので不思議な気分です。
東塔覆屋内
このあと各自で回りしながら1階まで降りて行きますが、皆さんは途中で写真を撮りまっくています!
木の風合いが美しい!
今回の修理で土台に免振装置が付けられましたが、建物に金属(例えば筋交いのようなもの)を使用するのか? と聞いたところ、鉄を使うとかえって建物が弱くなるから使わない との答えでひと安心!
帰宅後の5/9に、2本継ぎ構造の心柱の上部が合体されました(心柱は当初から2本継ぎ)。今回は腐った低部をカットして継ぎ 3ピースになっている。
今回は一文字写経瓦を納めた者だけなので、かなりユッタリと見学できました。 わたし自身もジックリ見過ぎて後続組の方に追い付かれたような・・・
東塔は平成32年(2020)春に完成! 楽しみです。
このあと西ノ京駅でレンタサイクルを借り朱雀門前広場→復元事業情報館→大極殿→平城京跡資料館→超昇寺城→佐紀城→平城宮跡遺跡資料館→法華寺→多聞山城→天害門→興福寺と廻り近鉄奈良駅で返却となりました。
薬師寺 MAP
近鉄「西ノ京」駅下車、徒歩2分
JR「奈良」駅下車、東口からバスで「薬師寺」バス停下車、徒歩2分
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