2016年4月24日日曜日

栃木県の 薬師寺城(やくしじじょう:栃木)

栃木県下野市薬師寺2975-1
薬師寺城遠景

下野 薬師寺跡の次は薬師寺城にやって来ました!
案内板

薬師寺城方形館であったようです。
城主は、小山氏の一族薬師寺の庄に住まいし薬師寺姓を名乗ります。
南北朝期には高師直に仕え、応仁の乱では細川勝元に仕え東軍として奮戦したようです。
堀と思われるところ

案内板後方をに道沿いにと思われる一直線(案内板では東→西に200m)に繋がっているので確かに方形館とおもえなくもないです。
今度は西から

ほとんど遺構が無いようにみえますが、過去の発掘では、東西方向に薬研堀逆台形の堀が3カ所で検出され、S20年頃の米軍航空写真では郭状に確認できるそうです。また写真中央の木立の中に南北方向にも検出されているようです。

*ただいま、競技観戦中のため後でアップします。 *2016/4/27編集

薬師寺城 MAP(案内板のところ)
JR東北本線宇都宮線、湘南新宿ライン自治医大」駅下車、東北東へ徒歩20分。

近くには、北東に下野薬師寺。西南西に下野国分寺跡国分尼寺跡、更に先には下野国府跡。北東に上三川城

天下の三戒壇と 下野 薬師寺跡(しもつけ やくしじ:栃木)

栃木県下野市薬師寺1636(下野薬師寺歴史館のところ)
下野薬師寺歴史館と駐車場

きょうはツインリンク茂木でオートバイ競技観戦のため栃木県まで来たので、その前に薬師寺跡薬師寺城に寄りました!

7世紀に建立されたと伝わる下野薬師寺は、戒壇が置かれ、奈良東大寺筑紫観世音寺と共に天下の三戒壇と云われた格式の高い
下野薬師寺歴史館屋上から

奈良時代神護景雲3年(769)に宇佐八幡宮ご宣託事件 が起こります。称徳天皇(孝謙天皇 重祚)の寵愛を受けた 道鏡左遷先であり終焉の地が この下野薬師寺であります。
外塀のラインから撮影

写真背後が南門の辺りです。

復元廻廊、廻廊柱位置展示と戒壇の跡に建つ六角堂

web検索で下野薬師寺奈良薬師寺と同規模となっていました。(確認していない)

基礎以外は在来工法で建築

この回廊が一周する容姿を是非みてみたい!

安国寺 六角堂(戒壇跡)

かつて戒壇が置かれたと伝わるその位置に建ち、厨子の中には鑑真和上肖像が納められている。
寺内には案内板が多数設置されている

足利尊氏全国安国寺建立した際に薬師寺から安国寺と改称され現在に至る


■天下の三戒壇

東大寺鑑真和上を招聘して天平勝宝7年(755)に戒壇院創設
数年後に下野薬師寺筑紫観音寺にそれぞれ戒壇設置される。これにより西国東国の人はに上らなくても受戒を授かることが出来るようになる。

◆東大寺 戒壇院 戒壇堂(江戸時代再建)

かつては回廊僧坊ナド建物が連なっていた。この戒壇鑑真により聖武天皇光明皇后は揃って授戒されました。

◆筑紫観世音寺 戒壇院(現・臨済宗)

太宰府政庁の東400mにあり、鑑真和上から渡来しは平城京に上る前、ココで授戒を行い、現在でもその位置に建っていると伝わる。
江戸時代観音寺から独立し現在は臨済宗

●唐招提寺戒壇跡(三戒壇の以外)

因みに、鑑真和上所縁の唐招提寺にも戒壇が存在しましたが既に廃され現在はその基壇上に仏塔インド風)が建てられています。2018/2写真追加!

下野市H・P 下野薬師寺歴史館 下野薬師寺パンフPDFあり

過去Blog:2014/4/4 鑑真さんもいらした観世音寺

下野薬師寺 MAP
JR東北本線、宇都宮線、湘南新宿ライン「自治医大」駅下車、東北東へ徒歩27分
駐車場:あり
トイレ :あり(歴史館営業中のみ)

近くには、南西に薬師寺城。西南西に下野国分寺跡国分尼寺跡、更に先には下野国府跡。北東に上三川城。 

2016年4月15日金曜日

西日暮里の 道灌山城(どうかんやまじょう:東京)

東京都荒川区西日暮里3-5
ナカナカ高さ!

山手線の駅前とは思えない!!
道灌山城の主郭思われるところ

案内板が無ければそれとは気づきません!

上の写真の下側を見下ろす

現在、西日暮里公園となっており、JR山手線の「西日暮里」駅の横です。
道灌山城案内板

ココには、太田道灌の城があったとか、小田原 北条氏に属した土豪 関同閑城館であるとか云われています。

日暮里の地名は新堀から来ているらしいので城館があったと想像できないコトもないですね〜⁉︎

どちらにしても道灌山の大半は秋田佐竹氏の屋敷地となっていたり、加賀 前田家の墓地となったらしいので改変著しいと思われます。

✳今回も出先なので帰ったら加筆修正します、悪しからず2016/4/15

道灌山城 地図

JR 山手線・京浜東北線、東京メトロ千代田線「西日暮里」駅下車、南西へ徒歩2分
 隣のJR 山手線・京浜東北線、日暮里舎人ライナー日暮里」駅 西口からでも北西へ500mほど!

駐車場:なし 近隣のコインパーキング
トイレ :あり

2016年4月11日月曜日

足立区の 中曽根城(なかそねじょう:東京)

東京都足立区本木2-5-7(中曽根神社)
本日は中曽根城へ寄ってきました!! 

先ずは、お竹橋通り都道461号)から西へ60~70m入ったところの南の参道から入ります。
中曽根神社 境内はこんな感じ!

この千葉氏のと云われています。
そしてこの神社中曽根城の一部であると伝わっていて、千葉氏が信仰する妙見社(北極星信仰)と近くにあった雷神社合祀して現在の中曽根神社となっています。
碑には城址のいわれが!

説明書に「周辺より微高地になっている」 と、ありますが見たところ周辺住宅より60cm程 高くなっています。 周囲が水田 或はであったなら今より高低差があったのかもしれませんね。まぁ 土塁を崩して田圃を埋めたらこんなものか?!
お参りをして、帰りは北(反対側)から出ました

城址は何も残りません、発掘調査では堀跡が出土したそうです。

因みに、東京メトロ 町屋駅まで徒歩30分かかりました!
写真はすべてiPhone

*写真追加 2019/7/6
江戸東京博物館 地域展「道灌がみた南武蔵」より

パネル陶器片が展示されていました(2019/7/21迄)。

東武 スカイツリーライン梅島」駅下車、南西へ徒歩15分
駐車場:なし
トイレ:なし

近くには、西に宮城氏館(宮城氷川神社)、豊島氏館(清光寺)がある。

2016年4月1日金曜日

「博物館で花見を!」「縄文の女神」「池田家 黒門」(じょうもんのめがみ、くろもん:東京)

東京都台東区上野公園13-9
本日4/1は国立博物館の通常の金曜日の時間延長に加え、春の庭園解放、 更にサクラライトアップ日だったので短時間ですが仕事帰りに寄ってみました。

当然、国宝 縄文の女神も目的の一つではありますが・・・
普段は入れない本館裏の庭園と池

茶室ナド幾つかの建物があり、申し込めば利用できます。
博物館本館

本館では、春の庭園解放に併せ、陶芸浮世絵、簪カンザシから根付に至るまでサクラに関したものを展示している「桜めぐり」の他、日によってコンサートなどのイベントがあります。

常設展では、明智光秀所用と伝わる甲冑(ウサギの耳のような兜のヤツ)が展示されています。
黒門とサクラ(国立博物館内 因州池田家屋敷表門)

毎度の如くミュージアムショップリーフレット等を購入して鳥取藩池田家門黒門へ!
コチラも黒門

の傍にサクラが咲いて桜色の対比がいい感じです。
またまた黒門

上野公園お花見まっ盛りですがの前は落ち着いて静かです。 このあとコーヒーをしながらこのBlogをつけていたら雨が降り出したので観覧後でヨカッタ!!
まだ上野公園に居るので、また後でアップします。
*2016/4/3更新

ミュージアムショップにて

風神雷神図 ゴーフル国宝 縄文の女神リーフレットを購入!
等身大写真付き!

山形県出土の土偶2014年国宝指定されました。


因みに「博物館でお花見を(春の庭園解放)」は2016/4/17迄!

今回の写真はすべてiPhone