2012年3月10日土曜日

静嘉堂文庫美術館「サムライたちの美学」(せいかどうぶんこ:東京)

東京都世田谷区岡本2-23-1
きょうは雨なので予定変更して静嘉堂文庫美術館の「サムライたちの美学(2/4-3/25)」へ!!

この美術館三菱岩崎家の美術品を収蔵し、このうち妖変天目茶碗ナド国宝7点を数えます(*展示は、企画にあわせ入れ替えるので同時にはみられません)。 ココは隣接する岡本民家園と併せ東京23区内とは思えないほどの自然が残って(守られて)おり、周囲に湧水もあり周辺の方々の憩いの場となっております。 
今回の企画展はタイトルの通り刀剣刀装具印籠、馬のナドです。中にはサーベルっぽいデザインの明治時代のがあったりして面白い。 大きな美術館ではないので多くの展示は期待できませんが、その分ユッタリかつジックリと鑑賞できます。
日本刀の刃先の波紋反りナドそのものの美しいさもさることながら、 小柄そして目貫動物、小さい貝殻ナドの精細な細工には感服します。 この職人技があったからこそ現在の技術に続いているのだと、勝手に関心して帰ってまいりました。

蛇足ですが・・・
日本刀の種類:  腰に佩く(吊り下げる)大太刀太刀。 帯に差す、打刀脇差小太刀。 短刀と順に短くなっていきます。
刀に関する諺: 鎬(しのぎ)を削る、鍔ぜりあい、切羽つまる(せっぱ:鍔を上下から挟む部品)、懐刀(ふところがたな)、もとの鞘におさまる、反りが合わない、目貫き通り、伝家の宝刀、諸刃(もろは)の刃、ナドナド。

最後に、3/11の震災から1年経ちます、この技術力が震災の復興に役立っていることを信じてやみません。
そして、みんなで力を結集してガンバリましょう!!

静嘉堂文庫美術館H・P
静嘉堂文庫 地図 (入口の場所。徒歩・クルマ共に ここから登る)
東急田園都市線大井町線、「二子玉川」駅下車 北北西へ1.5km 入口まで。
駐車場:あり 入口近くと美術館建物前の2ヶ所。
トイレ :あり
近くには、東に400mで伊木家武家屋敷門。 南東に瀬田城。 北西に大蔵館。 西北西には喜多見氏館

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