東京都世田谷区岡本2-23-1
きょうは雨なので予定変更して静嘉堂文庫美術館の「サムライたちの美学(2/4-3/25)」へ!!
この美術館は三菱の岩崎家の美術品を収蔵し、このうち妖変天目茶碗ナド国宝は7点を数えます(*展示は、企画にあわせ入れ替えるので同時にはみられません)。 ココは隣接する岡本民家園と併せ東京23区内とは思えないほどの自然が残って(守られて)おり、周囲に湧水もあり周辺の方々の憩いの場となっております。
今回の企画展はタイトルの通り刀剣や刀装具、印籠、馬の鞍ナドです。中にはサーベルっぽいデザインの明治時代の刀があったりして面白い。 大きな美術館ではないので多くの展示は期待できませんが、その分ユッタリかつジックリと鑑賞できます。
日本刀の刃先の波紋、反りナド刀そのものの美しいさもさることながら、 鞘、鍔、笄、小柄そして目貫に動物、小さい貝殻や穂、龍ナドの精細な細工には感服します。 この職人技があったからこそ現在の技術に続いているのだと、勝手に関心して帰ってまいりました。
蛇足ですが・・・
日本刀の種類: 腰に佩く(吊り下げる)大太刀、太刀。 帯に差す、打刀、脇差、小太刀。 短刀と順に短くなっていきます。
刀に関する諺: 鎬(しのぎ)を削る、鍔ぜりあい、切羽つまる(せっぱ:鍔を上下から挟む部品)、懐刀(ふところがたな)、もとの鞘におさまる、反りが合わない、目貫き通り、伝家の宝刀、諸刃(もろは)の刃、ナドナド。
最後に、3/11の震災から1年経ちます、この技術力が震災の復興に役立っていることを信じてやみません。
そして、みんなで力を結集してガンバリましょう!!
静嘉堂文庫美術館H・P
静嘉堂文庫 地図 (入口の場所。徒歩・クルマ共に ここから登る)
東急、田園都市線・大井町線、「二子玉川」駅下車 北北西へ1.5km 入口まで。
駐車場:あり 入口近くと美術館建物前の2ヶ所。
トイレ :あり
近くには、東に400mで伊木家武家屋敷門。 南東に瀬田城。 北西に大蔵館。 西北西には喜多見氏館。
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