山梨県都留市川棚 (城山、標高571m)
幾度となく前を通りすぎている勝山城ですが、ようやく盆休みの釣り帰りに寄ってきました。
まずは、ミュージアム都留で資料集めからはじめ、そこに駐車させていただき徒歩で登城のつもりだったので、職員の方に聞いてみると、「クルマは置いてっても大丈夫ですが、城山に駐車場もありますよ!」 と、親切にも案内地図までコピーしていただいたので迷わず駐車場まで辿り着けました。 感謝!
行くまでは小城と思っていたので勝山・谷村両城を併せると予想以上の城でありました~!
思えば、徳川家康公を関東に封じ込める(監視する)ための城の一つとも思えるのでそれなりの規模が必要だったのしょう。
土塁などはあまりみられませんが、本丸には東照宮が建っており、南側と北側2箇所に石垣が残ります。
大月から富士吉田に抜ける国道129号線を走ってくるとクランク状に道が折れますが、これが城下町の名残のようです。
この城は、平素は谷村城(館から派生?)、事が起きれば桂川対岸の勝山城に篭るとゆう2城1対で機能しており、一説では小山田氏時代から存在したともいわれ、後北条氏、徳川家臣の鳥居氏を経て豊臣政権下の浅野氏のときにミュージアムの模型のような縄張になったものと思われます。
江戸期は秋元氏が陣屋を営み、宇治から御茶壷道中が行われ、勝山城の御茶壷蔵に納められ熟成させて江戸に運びました。
ミュージアム都留:城址模型あり、発掘調査報告書(¥2400)は近隣城館・狼煙台の資料も載っています。
勝山城 地図富士急行「谷村」駅下車 桂川を渡り600m 徒歩約8分(駐車場まで)。 「都留市」駅下車して北側からも登れるようです。
駐車場:あり、3~4台ほど。
トイレ :駐車場に付帯
近くには、南東に小山田氏別荘。南西に古渡城山烽火台。 北北西に小山田氏の中津森館。北北東には岩殿山城。
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