2010年1月30日土曜日

丸亀城 ( まるがめじょう :香川)

香川県丸亀市一番丁
大手門
今回は讃岐うどんを食しながらの城廻りです!
しかも階段状に築かれた石垣は比高60mにもなるものでどの方角から見ても圧巻だし現存天守です♪
まず、大手枡形一の門(高麗門)をくぐり見上げると、漆喰で塗られた押し長押が優雅な二の門太鼓門)が迎えてくれます。
この一の門には時報のための太鼓が備えてあり現在でも一日に9回の時太鼓が鳴らされ、それに合わせて内部も一般公開されています、時間があったら是非(詳細は市のHPで)。
見返り坂を一気に登り三の丸二の丸、と天守に近づいていくと、、
写真でみると貧相にみえる天守はが実際はけっこう立派で、周囲に櫓と塀が林立していればかなりの迫力と見受けました。
*ただ今、丸亀市では復元整備事業を立ち上げ主要部復元に向け古写真を募集しています、いい資料が揃うとことをいいですね。(2010/02)

ひと通りまわって最後に市立資料館に向ってみたら、やっぱり月曜日で休館でした~ 江戸時代に造られた木図(木製立体模型)が見られず! 大洲城天守雛形ともども悔しかったです ↓ 
代わりに、讃岐うどんをたらふく食したので良しとしましょう♩


丸亀市HP 観光情報

丸亀城 MAP (大手門)
JR予讃線丸亀」駅下車、南南西に 900m 徒歩14分
駐車場市立資料館と野球場の間に50台 9:00~17:00
天守 :大人 300円、子供 100円。 9:00~16:30
市立資料館:月休館、無料、9:00~17:00
山上の二の丸三の丸にもトイレあり。

※注 丸亀城天守の写真等データが飛んでしまったようです。

2010年1月27日水曜日

松山道から 川之江城 (かわのえじょう、別名 仏殿城 :愛媛)

愛媛県四国中央市川之江町

別名、仏殿城とゆう名前に惹かれ これは訪れてみなくてはと思っていた城の一つです。 今は城山公園になっていますが、元々あったお寺を取り込んだから そう呼ばれていたそうです。
川之江城は高速の川之江ジャンクションからほど近い所にあるので高速道路から目にされる方も多いのではないでしょうか?
松山道を丸亀へ向かう途中に左手に見えはじめ、そこから少し行くといい所に上分P.Aがあったので これは丁度いい休憩!
 と、すかさずクルマを止めててみると、、
丘陵地のため視界がまったく効かず 仕方なく高速道路上からの写真だけとあいなりました。(もちろん助手席から)

遺構:石垣。
   模擬天守、模擬涼櫓、模擬櫓門(天守や櫓の石垣は新造の模様)
川之江城 MAP
JR 予讃線「川之江」駅から西へ 1.0km 徒歩15分
駐車場:城山公園に無料Pがあるようです
街中に川之江陣屋跡(一柳氏)があり、大岡八幡宮に陣屋門が移築されています。

2010年1月23日土曜日

伊予 松山城 (まつやまじょう:愛媛)

愛媛県松山市丸之内





伊予松山に入り路面電車越しに天守を仰ぐ、いい街だな~

ビルさえ無ければどこからでも天守が見えるんでしょう、
街の雰囲気も素敵だが城の縄張り(設計)も素晴らしいです。

二之丸から徒歩で登るコースをとり筒井門から本丸へ、どれをとっても見所満載! ワクワクしながら写真を撮りまくってまいりました。

天守周辺をはじめ 一部の土塀も現存しており
これだけ遺構が残っているのは ひとえに地元の方が城を愛しているが故なんでしょうね!
三の丸も整備が進んでいるようなので機会をつくってまた行きたいとおもいます。


松山城 MAP
徒歩:JR松山駅から・・・
   二之丸史跡庭園まで、1.4km 26分
  :伊予鉄道 松山市駅から・・・
   二之丸史跡庭園まで、0.9km 10分
   ロープウェイ乗り場まで 1.5km 23分
  
駐車場:二之丸史跡庭園の下(県庁横の駐車場は一般車両の駐車はできないので石垣に沿って200m先の無料Pへ)。その他コインパーキング多数
天守:大人500円、小学生150円。9:00~17:00(季節により変動あり)
二之丸史跡庭園:大人¥100

2010年1月19日火曜日

湯築城 (ゆずきじょう:愛媛) 

愛媛県松山市道後公園
源平合戦の功により河野氏が伊予における統治力を強めるが、豊臣秀吉の四国征伐で開開城。その後加藤嘉明の領地となると、嘉明は新たに松山城を築城。湯築城は廃城となりました。
早朝に駐車し歩きはじめると 地元の散歩の方が話し掛けてきて 武家屋敷が復元された所は動物園だったとか、あそこに見える山は実は島であるとか、色々と街の様子を教えていただきました、 感謝です!

外堀内の家臣屋敷が2棟復元されていて当時の武士様子を伺い知ることができます。塀はところどころ分断された状態での復元ですが開発で破壊され出土しないものは復元しない方針のようで好感がもてます。
さらに、土塁内部の発掘した土塁面を薬剤で固め叛築された状態を観察することができます。(決められた時間内でしか見られません、下記参照)
資料館内の城址模型もゼヒみてください。
一旦、よそを廻って午後に湯築城資料館を見学しに戻ったら、普段は資料館で販売している手ぬぐいを御年始としていただきました~
 ラッキー!

松山は、伊予鉄道(一日券乗車券や坊ちゃん電車もあり!)に乗って湯築城の土塁・堀の滑らかなラインと松山城の堅固な石垣まで一度で廻りきれるところが◎ですね。

湯築城 MAP
伊予鉄道道後温泉」駅から外堀まで徒歩100m程
クルマ:道後公園の西口・北口にそれぞれコインPあり
道後公園
湯築城資料館 :道後公園西口入ってすぐ、無料
土塁内部展示 : 9:00~17:00 無料
     休館日 月曜日(休日の時は翌日)、年末年始12/29~1/3
子規記念館: 道後公園北側
道後温泉  :北へ向かいすぐ

2010年1月13日水曜日

大洲。 明治の家並み、おはなはん通り、赤煉瓦館

愛媛県大洲市


大洲城の東方に明治の町並みがあり、臥龍山荘は町並みより更に東になります。

大洲観光案内所でパンフレットを貰いおはなはん通り・ぽこぺん横丁・おおず赤煉瓦館などを廻ります。

おはなはん通り:1960年代、NHK朝の連続ドラマの「おはなはん」のロケ地で、小綺麗に整備はされてますが雰囲気はけっこうあり!
おはなはんの御主人が軍服で出かけるシーンをうっすらと覚えているので何か懐かしい気分です。

ぽこぺん横丁:レトロな雰囲気で展示されている。

赤煉瓦館:旧伊予銀行の大洲支店。小物なども売られています

全体にこじんまり纏まった一角でわたしは気に入りました。


大洲まちの駅「あさもや」P駐車場あり

臥龍山荘:臥龍山荘と大洲城天守とセット券あり。
臥龍の湯:駐車場前の国道441を500m 外に足湯もあり

大洲城 (おおずじょう:愛媛)

愛媛県大洲市
前回の、大分ー佐賀関の朝一のフェリーで佐多岬に上陸。
そこから順調に走って大洲へ! 走行中に車窓から天守が見えてきたので写真を撮りつつ迷うことなく大洲城下までやってこられました~

ノンビリ廻りましたが、市民博物館が休館のため江戸時代の天守雛形がみられなかったことだけがのが心残りです。



大洲城 MAP

徒歩:JR予讃線伊予大洲」駅 南西1.6km 25分。「西大洲駅」 東方1.6km 25分
駐車場:大洲市市民会館前に時間貸しP、トイレもあり

市立博物館:天守の雛型(木製模型、江戸時代)があります。月曜休館
お殿様公園:三ノ丸南隅櫓があり営業中に行かないと櫓には近づけません。無料
臥龍山荘:大人 500円、小人(中学以下) 200円
天守:大人\500、小人200円(中学以下)、9:00-17:00(入場16:30)

2010年1月12日火曜日

寒い、怖い、深夜の 府内城 ( ふないじょう :大分)

大分県大分市荷揚町4 (府内城址公園)

大分市内は四国へフェリーで渡るための通過点だったので時刻は夜明け前です、
とりあえずライトが消された城内を歩いてみました。
薄暗くて自分の歩いている場所もよくわからず!
櫓の裏側や塀、石垣等ほとんど撮れず!
しかも かなり怖い!
歩いていると若い女性の人柱伝説の案内板があるし必死で歩いてきました。
でも、
正月三ヶ日の深夜にこんなところを歩いている自分のほうが怪しかったりして・・・

兎に角、職務質問などされずにヨカッタ!
屋根付きの廊下橋の場所

府内城 MAP
徒歩:JR九州日豊本線「大分」駅下車、東北東へ1.2km 15分

2010年1月7日木曜日

久留米城 ( くるめじょう:福岡 )

福岡県久留米市篠山町412 (篠山神社)


熊本->鹿児島 から話は前後しますが・・・

鳥栖から国道3号線を南下中にたまたま「久留米城→」の道路案内板を見かけ そのまま案内板に誘われて右折、
 暫く走ったのに見落としたのか次の案内が出てこない??
結局行き過ぎであることが判明!
ここから城址が記されていない自前の道路マップを見ながら筑後川沿いの神社仏閣、役所、学校を求めて行くと、、
篠山小学校の前に長屋門を発見!
移築長屋門にある城址案内図を参照したら篠山神社が本丸と判明し、やっと本丸まで無事辿りつけました。

石垣や堀は神社の周辺しか残存していないようですが、周辺では久留米大グランド内の駐車場は堀の形に窪んでいるように見受けられます。
残念ながら有馬記念館はリニューアル中で見学できず周辺の写真を撮ってから熊本へ向かいました。

久留米城 MAP
徒歩 :「久留米」駅から北北東へ 1.1km 16分
駐車場:久留米大学グランドと本丸の間(蜜柑丸)に 無料Pあり

有馬記念館:休業中 2001.12.28現在
長屋門 MAP

2010年1月6日水曜日

木牟礼城 (きのむれじょう:鹿児島)

鹿児島県出水市高尾野町江内木ノ牟礼
前回の佐敷城から国道3号線を南下、出水に入り米ノ津の町を過ぎると突然木牟礼城跡の看板が目に入る。 すぐ先のコンビニでUターンして写真を撮ってきました。 看板がついているところは櫓台のような盛上がりですが土塁の一部残欠なのか物見台なのかよくわかりません 文治2年(1186年)島津忠久薩摩大隅日向三国の地頭職に任ぜられた際、ただちには下向せず家臣本田貞親を遣わし木牟礼城を築城させ島津三州支配の基礎をつくりました(後に島津氏が下向し)。 発掘調査で堀跡掘立柱建物跡竪穴建物跡景徳鎮の陶器片も確認されております。
私は未確認ですが水の手折れひずみ があるそうです。

*以前、タイトルにきむれと記していましたが「きのむれ」が正しいようです
*2012/01/15追記
その後、島津氏の支配が安定していくと、本田氏は国分の清水城を本拠地としました。

 木牟礼城 MAP
徒歩:肥薩オレンジ鉄道 「野田」駅下車 北へ2.3km 35分
駐車場:なし 3号線を隔てた反対側にコンビニ(だったと思う?)あり

近くには、野田郷武家屋敷通り出水麓(薩摩藩の出城)とその武家屋敷。出水はナベ鶴の飛来地も近い。

2010年1月3日日曜日

佐敷城 (さしきじょう:熊本)

熊本県芦北町花岡西・熊本県芦北町佐敷
九州道から南九州道へ南下、以前は田ノ浦までだった無料区間が知らぬ間に延びていて、終点芦北ICから一般道へ下り視線を上げると石垣が見えるではないですか!
以前国道側から登城したことはありますが、見たら堪らずJA販売所「でこぽん」にクルマを止め食料を求めつつ写真を撮ってきました。

発掘調査を基に復元されていて過度な復元はされておりません、発掘時に天下泰平の鬼瓦も出土しています。

ここにはどんな塀や櫓が建っていたのしょうか?
戦国時代に想いを馳せながら佐敷をあとにしました。

梅北の乱:島津配下の梅北国兼は秀吉の朝鮮出兵に参加する途上に平戸で僚友と語らい反乱を起こし肥後加藤家の支城である佐敷城を攻め開城させたが、直ぐに鎮圧された。

佐敷城 MAP
徒歩:肥薩オレンジ鉄道「佐敷」駅から東へ1.2Km程でしょうか?
  (直線距離で500mくらいですが踏切まで迂回するため)
駐車:郵便局裏手の町立図書館(以前は役所だったような・・・)のところにとめさせていただきました