2009年3月17日火曜日

小田原。元祖、外郎(ういろう)

小田原市
きょうは、歌舞伎の二代目 市川団十郎の自作演目外郎売り(薬売り)の口上でおなじみの小田原の「ういろう屋」さんです。

ういろうと言えば名古屋のお菓子ですよね! 中学生の時に小田原駅でういろうの看板をみて名古屋のういろうのパクリか?とず~っと思ったくらいです。
 が、

ナント、元祖は600年の伝統がある外郎家(薬屋)さんです。
中国滅亡したとき、官吏礼部員外郎だった陳延祐の二代目(姓を外郎と名乗る)が渡来
朝廷室町幕府で典医として活躍し薬 透頂香を製造しながらお菓子のういろうをもてなしとして出していました。 
その5代目外郎藤衛門北条早雲(伊勢早瑞)によってより招かれたおりにの家を弟に任せ(こちらの家系は絶えています)小田原に知行地を与えられ移住しました。
 この頃の応仁の乱で荒れたために文化人がたくさん地方に疎開していたようです。

建物は模擬城郭建築のようでもありますが、コチラは伝統のある建築で、代々 掛造りを踏襲しています。

中へ入ると正面ショウウインドウにういろう等お菓子が並び、その左側は薬コーナーでケロリンなど売っていたような・・、 そして右側は喫茶室になってます。
私はそこでぜんざいをいただきました、 味は勿論おいしかったですよー♪

因みに現在24代目のご当主通り名外郎藤衛門さんです。

(株)ういろう
ういろう本店 地図
(livedoor 地図情報)

0 件のコメント:

コメントを投稿