◼️地主屋敷
静岡県御殿場市東山
今回の地主屋敷は武士の城館ではなく、かつて土塁がめぐっていた地主の館とゆうことになります。
よくある長者屋敷と同様なものでしょうか。
屋敷東側から
道路に沿った所が土塁跡のようです。
道路際に土塁と思われる高まりが見られます。
これははじめ道路の開削で出来た土の盛上りとも見えましたが道路がクランク城に通っている形状から堀(道路が堀跡か?)・土塁に沿った道路と判断しました!?
全体的に藪で周辺を歩いても旧状はよくわかりません
場所はとらや工房と旧・岸邸の近くですが、短時間で撮影のみであれば神田きくかわ 御殿場店を目指し、その道路を隔てた反対側が地主屋敷です。
道路際には長右衛門を祀ったと云われる稲荷神社が鎮座、帰りにお参りしてまいりました。稲荷神社の案内板
寛文7年(1667)に江戸 日本橋の豪商の中村長右衛門正俊が領主 稲葉氏(小田原藩)にこの地の開発を願い出て東山新田(深沢新田)を開拓しました。
開発からそれほど時を経ず宝永年(1707)の富士山の宝永大噴火によって開拓した新田は火山灰が堆積したと思われるので被災後に復興されていると思えます。どうでしょう??
駐車場:なし (下記参照)
トイレ:なし 〃
◼️とらや工房と東山旧岸邸
静岡県御殿場市東山1082-1
駐車場から道路を渡り中へ!
駐車場の案内板には茅葺門。東山旧岸邸のH・Pでは山門と書かれています。
とらや工房は老舗の虎屋の工場です。他に和菓子も出しています。
お汁粉をいただいた後、岸邸に向かいます。
東山旧・岸邸
岸信介 元総理大臣の自邸として吉田五十八の設計で昭和44年(1969)に建てられました。
ココには外国の要人も招かれたそうです。
ダイニングでは窓の位置が最高で そこから見える庭園が美しい!
岸邸は御殿場市に寄贈された後に和菓子の虎屋が岸邸の指定管理者となっています。
坪庭
東山旧岸邸 入館料¥300(2021/3月現在)
散策コースあり!
駐車場:あり とらや工房、旧・岸邸の利用者用🅿️あり
トイレ:あり 〃
近くには、北に深沢城、信玄塚。北東に足柄城。がある。