日比谷図書館
現在、開催中の「松江城と江戸城-国宝になった城と天下人の城-」(9/19~11/19)に行きました。
昨年、松江で真田丸の絵図が発見され話題になりましたが「江戸始図」も松江でみつかったのと松江城天守が国宝指定された関係で共同企画展となったようです。
日比谷図書館エントランスホール
この先の会場には松江城天守の雛型や修復で取換えた木材ナドもありますが撮影できませんでした。
松江でみつかった「江戸始図」
3連続馬出しのところ(薄緑文字で入れた所)の西側、西桔橋門背後の石垣は、
築城当初は技術が未熟で高石垣が築けないので段状石垣になったと云われているが?
西桔橋門内の段状石垣
元々 本丸の北に曲輪があり、そこに天守を移転させるなどして本丸を拡張造成した結果2段になったのではないか? と、この図を見て思いはじめました。 ←どうしても高石垣にしたいなら本丸拡張時に組めるはず!
「地図と江戸始図の比較」図録から
姫路城と同じ様に、螺旋状縄張りと天守曲輪! これは同じ思想で築城されたのですかね~!?
さて、江戸城天守を寛永期(現在の天守台)の姿にする復元運動も動いています、ハードルも高いですが実現出来るなら見たいので今後も見守っていきたいとおもいます。
この図は徳川家康の江戸入城ころであろうか?
村名ナドから後北条氏統治時代に近いものであるらしい?
今回、企画展の図録(\400)
これによれば講座と文化財ウォーク開催されます!
④11/12「家康の江戸城-「江戸始図」の歴史意義-」千田嘉博氏
⑤11/17「江戸の武家地景観-「江戸図屏風」をよむ-」波多野純氏
日比谷見附(日比谷公園内)
文化財ウォーク
①11/3「江戸城登城ウォーク①」
②11/4「江戸城登城ウォーク②」
過去BlogLink:2017/7/18 東京フォーラム、大田道灌像と江戸城模型
Link:千代田区立日比谷図書館H・P
日比谷図書館 地図
東京メトロ、千代田線「霞ヶ関」駅下車、
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