神奈川県南足柄市内山
相模の春日山城は東駿河から侵攻してきた大森氏が、河村氏の河村城攻略のため、付城として酒匂川と内川の合流点に築き、最後は大森氏が河村城を攻め取りました。
後に、小田原に本拠を移した大森氏も後北条氏によって追われます。
その後も城として機能していたのか? 気になるところです。
さて、現在の城址は、東京電力 内山発電所となり、水路など施設建設で遺構は消滅しました。
内・酒匂の両河川がつかず離れずの状態で流れ。更には大手と思われるの辺りはくびれて細くなっています。 これによって周囲を天然堀として、守るに堅い城であったと思われます。
尚、上杉謙信の春日山城と同じく、春日神社(春日大社?)を勧請したから春日山となっています。
春日山城 地図
JR御殿場線「山北」駅下車 南へ2.3km 徒歩32分
伊豆箱根鉄道 大雄山線「大雄山」駅下車 北北西 4.6km 徒歩65分 どちらもバス路線未調査
駐車場:なし
トイレ :なし
近くには、北に河村城。西北西に河村新城。西に浜居場城。西南西に足柄城。南南東に小田原城、石垣山一夜城。