新潟県上越市五智1-22
小田原の
北条氏康から関東の地を追われた関東管領
上杉憲政のために
長尾景虎(上杉謙信)が造営した
館で、
謙信の政庁としても使われたと言われています。
現在は、信越本線から僅か数40メーターほど北側にあり、区画整理されたところに
御館公園があり
説明版と
碑があるのみです。
*御館の乱
謙信亡きあと、二人の養子
景勝(長尾)と
影虎(北条氏康7男)の跡目争い、越後を二分して争い約2年間続きましたが、景虎の自害で収束しました。
御館の現況は区画整理事業で遺構は消滅してしまったようですが、発掘時には実射されて変形した鉄砲玉、皿、かんざし、などが出土しています。
徒歩:JR信越本線「直江津」駅から西へ10分
地図(御館公園):
新潟県上越市五智1-22